感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mawaji
6
「僕の音盤青春記」以降著者の著作はけっこう読んでいますが、今回も私自身の中高生の頃の故郷秋田の情景を思い浮かべつつ懐かしい気持ちになりながら読み進みました。家族でたまに出かけたレストラン笹村やとんかつ櫓、一日10円のお小遣いを握りしめて通った「ばばみしぇっこ(『おばあさんのお店』の意)」、小学校の真ん前にあった中川模型店、両人差し指で口を横に広げたままで「学級文庫」って言ってた小学生の頃など、日本各地で同時多発的に同じようなことが起こっていたのでしょうね。「森とんかつ~泉にんにく~」って歌ってましたよ〜。2020/11/29
KDS
3
著者の「僕の音盤青春記1971-1976」以前のエピソードが語られている一冊。年齢差の関係から、やはりこの年代の話はどうもピンとこない事柄が多い。ここに出てくるテレビアニメなどは、観たことあるものばかりではあるが、この当時に既にあったということは、私が観ていたのは皆再放送だったということになる。「妖怪人間ベム」がこの頃もうやってたとは。オープニングがめちゃくちゃ怖くて、ぎゃーぎゃー言いながら観てたような記憶が…。たぶん3歳くらいなので1970年か。調べたら本放送は終わっているので再放送なのは間違いない。2021/03/12
Kuliyama
1
同年生まれで、映画、テレビ、プラモデル、イベント、事件・・等自分のことが書かれているのではと思うことが多く、楽しく拝読しました。2023/12/01
Kevin
1
1960年代に岡崎で少年時代を過ごした著者の自叙伝。東京オリンピックに大阪万博、正に高度成長期の昭和の風物詩がノスタルジックなイラストと共に甦る。昭和世代にはあるあるです。2021/06/05
-
- 和書
- 国際ライブラリアンの半生