井上靖の原郷―伏流する民俗世界

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井上靖の原郷―伏流する民俗世界

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  • サイズ 46判/ページ数 219p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784909544155
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0095

内容説明

長じて稀代のストーリーテラーと呼ばれることになる作家は、郷里・伊豆の風土から何を承けとったのか?「自伝風小説」を中心とした精緻な読みと、長年にわたるフィールドワークの成果から、作家の深奥に伏流する民俗世界を立体的に浮かび上がらせる。

目次

1 井上靖の原郷―伏流する民俗世界(生きものへの眼ざし;植物との相渉;食の民俗;天城山北麓の冬;隣ムラ・長野へ;籠りの力;始原世界への感応;馬;狩野川―河川探索の水源)
2 井上靖の射光―ある読者の受容

著者等紹介

野本寛一[ノモトカンイチ]
1937年静岡県に生まれる。1959年國學院大學文学部卒業。1988年文学博士(筑波大学)。2015年文化功労者。2017年瑞宝重光章。専攻:日本民俗学。現在、近畿大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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朔ちゃん

4
井上靖とほぼ同郷の著者による、民俗学の指南書。項目ごとに作品の一部を抜粋し、当時の人たちの聞き取りも含めながらの説明もあり、とても面白く読んだ。「へちまと月の関係」「籠りの力」は特に知的興奮を感じてゾクゾクした。昔はヒト・モノ・自然と信仰が生活のなかに強く結び付いていたなと感じる。井上靖の「しろばんば」「幼き日のこと」は民俗文献資料としても大変貴重なのだなぁ。ぜひ読みたい。2021/06/30

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