出版社内容情報
リスク・コミュニケーションの第一人者・佐藤雄也(元中央大学教授)が分かりやすく論理的に解説!
様々なリスクに取り巻かれた現代社会
・事故は「想定外」でしか起きない
・「臭いものに蓋をする」ことがリスク管理である
・「規制を設けること」は、危険と安全との境界線とはならない
・「全会一致をめざす」ことは、リスク・コミュニケーションではない
対立する利害関係者は、共存するパートナーへ
福島での原発事故、食の安全問題、大型台風や地震などの自然災害。人工知能の誤作動、制御不能となるネットワーク。現代社会を脅かす数々の危機にどう向き合うべきか。
本書はリスク・コミュニケーションの正しい捉え方を通じて、その対処方法と当事者利害の解決に明快な指針を示す。
佐藤 雄也[サトウ カツヤ]
著・文・その他
内容説明
福島での原発事故、食の安全問題、大型台風や地震などの自然災害。人工知能の誤動作、制御不能となるネットワーク―現代社会を脅かす数々の危機にどう向き合うべきか。本書はリスク・コミュニケーションの正しい捉え方を通じて、その対処方法と当事者利害の解決に明快な指針を示す。
目次
第1章 リスクの正体を知る
第2章 リスク管理―リスク発生の防止対策
第3章 リスクへの対応はどのように判断されるか
第4章 リスク管理―規制の仕組み
第5章 規制値の決定だけがリスク管理ではない
第6章 リスク情報とリスク管理
第7章 危機管理とリスク管理はこれだけ違う
第8章 リスク・コミュニケーションの心得
著者等紹介
佐藤雄也[サトウカツヤ]
1942年生まれ。東北大学博士課程修了、理学博士。環境庁(現環境省)などを経て中央大学大学院公共政策研究科教授・理工学部教授、2013年から中央大学研究開発機構客員教授。専門はリスク管理・危機管理、環境政策論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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