出版社内容情報
[日販商品データベースより]
昨年12月に中国・武漢で原因不明の肺炎患者が発見されて以来、またたく間に全世界を巻き込んだ新型コロナウイルス感染症(COVID-19)。アジア、欧米、中南米、アフリカと日々感染者と死者が増え続け、今なお終息が見えない恐怖!!「ロックダウン(都市封鎖)」「緊急事態宣言」で世界が停止。そして「3密回避」「ソーシャルディスタンス」「Stay Home」。地球的規模で変わった都市の顔と人々の日常を210点余の写真で迫ったフォトリポート。
内容説明
国境を超え、またたく間に地球を覆った未知のウイルス。終わりが見えないコロナ危機。世界50カ国の街と、人々の暮らしの変貌を210点余の写真で一望する。
目次
中国・武漢に始まる
洋上の巨大密室―豪華客船
コロナ禍前夜
ロックダウン
交通規制―飛行機もバスも止まる
コロナ警鐘―世界のライトアップ
無人の街
陣頭指揮をとる世界の首脳たち
パンデミック―混乱する世界
アベノマスクと閣僚たち
緊急事態宣言
感染防止策
医療崩壊の危機
医療従事者に感謝
激増する死者
祈りのかたちも変わる
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おかだ
45
余計なものは何もない、写真と少しの説明と。それはいきなり始まり、世界を瞬く間に様変わりさせた。あれよあれよという間に…今までこんな光景は絶対に無かったよな、こんな写真は絶対に撮れなかっただろうな…そんなページがずっと続く。めくってもめくっても愕然とする。今こんな時代を生きているなんて嘘みたい。っていうか今も続いているのか。これから、まだまだ続くのか。このページが更新されていくのか。そんな悲観と共に本を閉じる。2020/12/25
おおきなかぶ
5
眺めている途中から、涙が出て来た。去年の新聞で目にして忘れられないものが、ヨーロッパのある国で、同僚を新型コロナウイルスで亡くして、抱き合って号泣している2人の女性看護師でした。防護服、マスク等を付けて泣いている姿を写真で見て、懸命に従事して、その結果、命を落としてしまったんだと改めて気付き、とても辛かった。2021/01/05
あられ
4
この頃は他国の様子があまり報道されないので、日本のことばかり気になっているが、そうだったよなあと改めて感じた。前にも思ったが、こういう本の評価はもっともっと先にするべきと考えている。2020/10/13
神谷孝信
3
劇的に変貌する各国各地の状態を、見たことの無い写真の数々で知った。32020/11/01
2浪丸
1
中南米その他で死者が続出し、急ピッチで墓を掘り棺桶を埋める姿には立ち止まって考えざるを得なかった。2021/08/13