内容説明
可憐に咲く花々、集まる多様な蝶、里山の豊かな食の恵み、今森さん流里山インテリアコーディネートなど、多彩なコラムを収載。身近な自然を愛するすべての人に贈る決定版写真集。
著者等紹介
今森光彦[イマモリミツヒコ]
1954年、滋賀県生まれ。写真家・切り絵作家。第20回木村伊兵衛写真賞、第28回土門拳賞、第48回毎日出版文化賞、第56回小学館児童出版文化賞、第42回産経児童出版文化賞大賞など数多くの賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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yumiha
33
TVで見た時から、羨ましくて仕方のなかった今森光彦の里山暮らし。雑木林があって、野生も含めて植物が満ち満ちていて、鳥や虫が来てくれて、その恵みをいただく暮らし。その写真集だから、ページをめくるごとにため息。カエルもカタツムリもエエ顔しているんですわ。ときどき切り絵作品の写真もあるけれど、色鮮やかで、大胆だが繊細で美しい。こんなにステキな写真集やのに、2800円はお得ですな。2020/01/11
にゃんた
30
蝶を愛するナチュラリスト オーレリアン。生き物の集まる庭を自分の手でひとつずつ作っていった今森さん。その写真は美しく1枚1枚くいいいるように見てコメントを読んだ。自然、植物、昆虫、鳥、そして今森さん製作の切り絵も素晴らしく贅沢な1冊だった。こういうところで暮らしてみたい。2021/07/07
たまきら
28
今森さんの昆虫の写真を愛している人はきっとため息が出ると思います。ご出身の土地でこのような素晴らしい場所を維持されている、そのことに感動しました。きっと素晴らしいエコシステムが作り上げられているんだろうなあ。食べ物にもよだれが出ましたよ。2019/04/20
のぶりん
24
昆虫や里山の写真集は見ましたが、蝶が育つオーレリアンの庭を作り、自然を回復されている様子を見せていただきました。切り絵とマッチした花々や飾り物、道具ひとつをとっても「良いなあ。」と、今森さんの笑顔とマッチして更に「素敵!」だと思います。作り上げてこられたブレない今森ワールドでした。2019/07/05
スリカータ
12
ページを捲ると、ゆったりと豊かな時間が流れます。ご自宅の庭でこんな素敵な写真集が作られるとは、何という幸せ。雑草とチューリップなどの園芸種が一緒に咲いている写真、ハッと目を惹く鮮やかなオス雉の写真、トノサマガエルの写真、どれも目を楽しませてくれます。そして、今森さんの切り絵もとても美しい。蛾の紋様も、切り絵にすると鮮やかに映えます。素敵な写真集でした。2019/06/09