目次
第1章 序論
第2章 未来の実験室
第3章 世界計画
第4章 世界牛魔人
第5章 魔獣の侍女たち
第6章 金融崩壊
第7章 侍女たちの逆襲
第8章 牛魔人の後世への遺産
第9章 牛魔人なき世界
付録(ニューヨーク対談 財政民主化への道 ヤニス・バルファキス×ノーム・キョムスキー;バルファキスが語る、パンデミック以後の世界経済のゆくえ)
著者等紹介
バルファキス,ヤニス[バルファキス,ヤニス] [Varoufakis,Yanis]
1961年アテネ生まれ。経済学者、政治家、現ギリシャ国会議員。英国、オーストラリア、米国などの大学で教鞭をとった後、2015年1月に成立したギリシャ急進左派連合政策(シリザ)のチプラス政権時において財務大臣を務める。その際の国際債権団(トロイカ)との債務減免交渉の過程は、邦訳『黒い匣―密室の権力者たちが狂わせる世界の運命』(明石書店)に詳しい。財務大臣職を辞した後は、2016年から欧州草の根政治運動のDiEM25(Democracy in Europe Movement)のリーダーを務め、2018年には米国上院議員バーニー・サンダースらと共にプログレッシブ・インターナショナル(Progressive International)を立ち上げた
早川健治[ハヤカワケンジ]
1989年日本生まれ。翻訳家、著作家。著書に『Echo and Gr´oa:Philosophical Dialogues』(Dialectical Books)、英訳書に多和田葉子著『Opium for Ovid』(Stereoeditions)。邦訳書にアンドリュー・ヤン著『普通の人々の戦い』、エレン・ブラウン著『負債の網』(以上、那須里山舎)、ロビン・コリングウッド著『哲学の方法について』などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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