世界牛魔人―グローバル・ミノタウロス 米国、欧州、そして世界経済のゆくえ

個数:

世界牛魔人―グローバル・ミノタウロス 米国、欧州、そして世界経済のゆくえ

  • 出版社からのお取り寄せとなります。
    入荷までにおよそ1~3週間程度かかります。
    ※商品によっては、品切れ等で入手できない場合がございます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷までの期間】
    ■通常、およそ1~3週間程度

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆上記期間よりも日数がかかる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆品切れ・絶版等により入手できない場合がございます。
    ◆品切れ・絶版等の確認に2週間以上かかる場合がございます。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • 店舗受取サービスはご利用いただけません。

    ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
  • サイズ 46判/ページ数 400p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784909515049
  • Cコード C0033

目次

第1章 序論
第2章 未来の実験室
第3章 世界計画
第4章 世界牛魔人
第5章 魔獣の侍女たち
第6章 金融崩壊
第7章 侍女たちの逆襲
第8章 牛魔人の後世への遺産
第9章 牛魔人なき世界
付録(ニューヨーク対談 財政民主化への道 ヤニス・バルファキス×ノーム・キョムスキー;バルファキスが語る、パンデミック以後の世界経済のゆくえ)

著者等紹介

バルファキス,ヤニス[バルファキス,ヤニス] [Varoufakis,Yanis]
1961年アテネ生まれ。経済学者、政治家、現ギリシャ国会議員。英国、オーストラリア、米国などの大学で教鞭をとった後、2015年1月に成立したギリシャ急進左派連合政策(シリザ)のチプラス政権時において財務大臣を務める。その際の国際債権団(トロイカ)との債務減免交渉の過程は、邦訳『黒い匣―密室の権力者たちが狂わせる世界の運命』(明石書店)に詳しい。財務大臣職を辞した後は、2016年から欧州草の根政治運動のDiEM25(Democracy in Europe Movement)のリーダーを務め、2018年には米国上院議員バーニー・サンダースらと共にプログレッシブ・インターナショナル(Progressive International)を立ち上げた

早川健治[ハヤカワケンジ]
1989年日本生まれ。翻訳家、著作家。著書に『Echo and Gr´oa:Philosophical Dialogues』(Dialectical Books)、英訳書に多和田葉子著『Opium for Ovid』(Stereoeditions)。邦訳書にアンドリュー・ヤン著『普通の人々の戦い』、エレン・ブラウン著『負債の網』(以上、那須里山舎)、ロビン・コリングウッド著『哲学の方法について』などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

34

11
戦後のアメリカ主導のグローバル経済の構成にかんして、これほど構築主義的に、つまりアメリカの主意主義的な設計によって形成されたとみなす記述も珍しい。本書の力強さは、まちがいなくそのシンプルさによっている。アメリカ側の貿易黒字をヨーロッパや日本に還元することで世界経済をコントロールしていたのが1971年まで、アメリカが二重赤字に陥ると、金融市場と石油市場を通してオイルダラーの国内還流を図り、他国を犠牲にして内需を喚起するようになったのがその後。2022/06/12

Go Extreme

3
序論:覚醒の2008年 なぜ悲劇は起きたのか 視差的探求 世界牛魔人の入場 未来の実験室:2つの大躍進 資本の時代におけるコンドルセの秘密 成功の通説と危機による贖罪 儲け金の競上げ 1929年金融崩壊 ミダスが手捌きを失う 二匹のグレムリン 機械に宿る幽霊 終焉 世界計画:千載一遇の好機 ブレトン・ウッズ 逸機 マーシャル・プラン 欧州連合と日本の奇跡 世界計画の地政学的イデオロギー 資本主義の黄金期 世界牛魔人 魔獣の侍女たち 金融崩壊 侍女たちの逆襲 牛魔人の後世への遺産 牛魔人なき世界2021/11/05

スコットレック

2
ネットの記事で本書を知り、実物を見ずに購入。バルファキス氏が書いた「父が娘に語る美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話」に比べるとはるかに文体が読みにくく、面食らってしまった。聞いたことのない四字熟語がわりと出てくるような気もする。あと個人的に馴染みのない神話の話も頻回に出てくるので、その点もややこしいといえばややこしい。なぜわかりにくいかは訳者の方が最後に理由を説明しています。日本についての記述も多いです。2021/12/23

おにぎり

1
なかなかに難しかった!そもそもミノタウロスの神話をちゃんと理解してなかったのでそこからスタート。馴染みのない熟語も多くて大苦戦。でも他国の余剰資本を吸収して、それをもとに他国製品を輸入するという循環させる、という話はなるほど~と感心した。“御曹司”日本の話題も多かったのも面白かった。2022/03/14

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/18134162
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品