内容説明
「ピザ」しかなかった国で、「ピッツァ」を焼く―本場ナポリの薫陶。庶民のソウルフードを焼く誇り。生地と窯に没頭する境地。職人たちの生き様に、12年越しで迫った、圧巻のノンフィクション。
目次
日本で一位、世界で三位
学校
ナポリピッツァの黎明期
二〇〇三年、東京
一九九四年、旅人のナポリ
二〇〇四年、十八歳のナポリ
ナポリのお父さん
仲間
開店と移転
タイトルホルダーの矜持
ナポリへの恩返し
ピッツァの迷宮
著者等紹介
井川直子[イカワナオコ]
1967年、秋田県生まれ。文筆業。レストラン取材のほか、主に料理人、生産者など「食」と「飲」まわりの人々、店づくりなどの記事を雑誌・新聞等に寄稿。第6回(2021年度)「食生活ジャーナリスト大賞ジャーナリズム部門」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。