MSLive!Books<br> 料理と利他

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料理と利他

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  • サイズ 46判/ページ数 168p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784909394453
  • NDC分類 596.04
  • Cコード C0095

内容説明

ポテトサラダ、小芋の煮転がし・含め煮づくりを実践!ステイホーム期間に圧倒的支持を受けたオンライン対談「一汁一菜と利他」を完全再現!

目次

第1回 料理から考えるコロナ時代の生き方(土井さんを通すと「おもしろくなる」現象;ステイホームでわかったこと;「ゆっくり」もええもの;環境問題も「まな板」から;「つくる」は「自然・地球」と「食べる」のあいだにある ほか)
第2回 自然に沿う料理(今ここにあるひとつの料理にもちゃんとわけがある;人の暮らしのなかから美しいものができてくる;人間の条件の土台になっているのは、地球と労働;和食の「和える」と「混ぜる」は違う;器に盛ったときにいちばんおいしい状況をつくる ほか)

著者等紹介

土井善晴[ドイヨシハル]
料理研究家。1957年、日本の家庭料理の第一人者であった料理研究家・土井勝氏の次男として大阪市に生まれる。スイス、フランスでフランス料理を学び、帰国後は老舗の料理店・大阪「味吉兆」で日本料理を修業。1992年に「おいしいもの研究所」を設立。以降、日本の伝統生活文化を現代に生かす術を提案

中島岳志[ナカジマタケシ]
1975年大阪生まれ。大阪外国語大学卒業。京都大学大学院博士課程修了。北海道大学大学院准教授を経て、東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授。専攻は南アジア地域研究、近代日本政治思想。2005年、『中村屋のボース』で大佛次郎論壇賞、アジア・太平洋賞大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

けんとまん1007

90
土井先生と中島先生の対話。これは、料理を題材にした哲学書だと思う。利他は、自分の中でも、大きなウェイトを占める言葉。何も考えず、結果として利他につながるのが本来のあるべき姿である。なるほど、そのとおりだと思う。それから、和食の意義を、初めて感じたように思える。素材を活かす・・・とは、よく耳にするのだが、その意味がようやくわかりかけた。「和える」と「混ぜる」の違い、和食は「和える」。それと、バラツキがあるからこそいいということ。これらは、生き方にも通じると思う。2021/10/03

やま

78
料理研究家の土井善晴さんと政治学者の中島岳志さんが、公開のオンライン対談の模様を本にしたものです。土井さんは、本当に自分に時間も気持ちも余裕がないときは、お味噌汁のような「汁(汁もの)」と、漬物などの「菜(惣菜)一品」でいいという「一汁一菜でよいという提案」は、私の心に響きました。作りての心の状況により料理が変わってよいと思います。楽しいく、時間に余裕があるときは、楽しい料理を・・・そうでない時はそれなりの料理をとメリハリをつけて。楽しく、余裕をもって生活したいです。🌿続く→2022/07/05

ネギっ子gen

62
【いい加減でええんですよ】料理研究家・土井善晴と政治学者・中島岳志によるオンライン対談「一汁一菜と利他」を完全再現。中島:<土井さんの料理論は、サボることの薦めではありません。土井さんは料理から過剰なものをそぎ落とし、シンプルにすることで、素材の本質に肉薄しようとしているのです。そして、その行為を通じて、人間と自然の関係を再構築しようとしているのです。土井料理論の背後には、日本の家庭料理を支えてきたコスモロジーと哲学があります。そこには自然に沿う生き方を探求してきた無名の日本人の生活史があります>。⇒2023/11/25

こばまり

61
昭和30年代に興たフライパン運動の紹介に触れ、長年の切り干し大根のレシピに対する謎が解けた。土井先生の言葉には深いのに楽になるという効能があるが、中島先生のナイスアシストでさらに深みが増している。「料理する=すでに愛している」に得心。2021/11/19

梅干を食べながら散歩をするのが好き「寝物語」

57
▼料理研究家の土井氏と政治学者の中島氏のオンライン対談を記録している。▼その内容のベースは土井氏の色が濃く「家庭料理のあり方」だと感じた。しかし話題は、民芸や環境問題、宗教など縦横に渡る。▼各々の専門分野を極める二人だけあって、普段色んなことをよく考えているのだろう。どのような話題に及んでも二人の思考の深みが滲み出ているように感じた。▼土井氏「人のつくったものに、その人の生き方とかきれいなものがどこかに残っている。それをたぐっていくと、いい人に出会う。」…含蓄を感じる言葉だ思った。 2022/12/12

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