出版社内容情報
いとうせいこう(音楽)、釈徹宗(宗教)、ドミニク・チェン(テクノロジー)、各分野で活躍する「すごい」人に『論語』を投げかけると
「すごい論語」に問いを投げかけると――
2500年前を凌ぐ「すごい論語」が現れた!
・『論語』は「樂」を重視する
――人の命や国の命運を左右するほどの力が「樂」にはある。
・古典芸能には「片足」が多出する
――欠落をもつ者だけが君子になれる。
・人間関係に熟達するには?
――先祖(死者)とのコミュニケーションを活用すべし。
・日常的なイライラをおさめるには?
――「わからないもの」に自分を合わせる力を養うべし。
・「仁」とは?
――まったく新しい人間、ヒューマン2.0である。…etc.
大変化の時代を生きる知恵が次々と湧き上がる!
著者情報
安田登(やすだ・のぼる)
1956年千葉県銚子市生まれ。能楽師のワキ方として活躍するかたわら、甲骨文字、シュメール語、論語、聖書、短歌、俳句等々、古今東西の「身体知」を駆使し、さまざまな活動を行う。著書に『あわいの力~「心の時代」の次を生きる』、コーヒーと一冊『イナンナの冥界下り』(以上、ミシマ社)、『異界を旅する能~ワキという存在』(ちくま文庫)、『能~650年続いた仕掛けとは』(新潮新書)、『身体感覚で「論語」を読みなおす。~古代中国の文字から』(新潮文庫)など多数。
内容説明
いとうせいこう(音楽)、釈徹宗(宗教)、ドミニク・チェン(テクノロジー)。各分野で活躍する「すごい」人に『論語』を投げかけると―2500年前を凌ぐ「すごい論語」が現れた!
目次
プロローグ
1 『論語』に「音楽」を投げてみる―対話いとうせいこう(「樂」はいまの音楽のもっとすごいやつ;「樂」の前に「詩」と「禮」を学ぶべし;「まとめる(樂)」と「分ける(禮)」で人は笑う ほか)
2 『論語』に「宗教」を投げてみる―対話釈徹宗(孔子はカルト宗教を戒めた;先祖とのコミュニケーション技法;宗教は「衣食住」すべてをあつかう ほか)
3 『論語』に「テクノロジー」を投げてみる―対話ドミニク・チェン(『論語』はシンギュラリティ;「外在化」が次のシンギュラリティの鍵;孔子が残したマジックワード「仁」 ほか)
著者等紹介
安田登[ヤスダノボル]
1956年千葉県銚子市生まれ。能楽師のワキ方として活躍するかたわら、甲骨文字、シュメール語、論語、聖書、短歌、俳句等々、古今東西の「身体知」を駆使し、さまざまな活動を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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