目次
第1部 母と息子(モデラータ・フォンテにみるルネサンス末期ヴェネツィアの母;啓蒙末期ドイツにおける「母」と子―教育役割をめぐって;イギリス近代の母―息子関係―第一波フェミニストの家族生活をめぐって;息子を育てる―旗本未亡人一家の明治維新;「銃後」で活動する母たち―大日本国防婦人会京都地方本部機関誌が描く母像)
第2部 母と公権力(母の嘆きのポリティクス―アテナイ公的言説空間における女性;西洋中世の貴族の「家」維持と「母」機能;「はだしの医者」の誕生と消滅―中国農村の母を支えた女性医療者たち;大名家を支えた「母」たち―織田信長の乳母・養徳院と徳川家康の次女・督姫;「母」は「銃後」にいたのか?―総力戦下の女性兵士論と「防空」業務)
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