内容説明
犬は人と仲良くしたい意志を持った動物である。人に限らず、他種動物、ロボットであったとしても、相手と仲良くしようとする特性を持っている。すなわち「相手との関係に平和をもたらす能力に長けている動物」であると言える。
目次
第1章 動物行動学の世界(動物行動学の魅力―動物に興味があるあなたへ;動物行動学とは?;現代の動物行動学のトレンド;飼い主の実感を追いかけ続ける学問)
第2章 動物行動学のエッセンシャルズ(動物の行動と家畜化;行動の個体発生;維持行動;生殖行動;社会行動とコミュニケーション)
第3章 学習理論と動物制御(馴れる・覚える・定着する・消し去る;犬のしつけとその最新動向;問題行動の分類と種類;問題行動治療の基本と対処法)
第4章 犬の話―柔軟かつ開放的な仲間意識のすばらしき動物(犬はなぜ人間の最良のパートナーなのか―犬から何を学ぶか;犬はどんな動物なのか―歴史、体の特徴、行動;犬はなぜ人間と仲良くなれるのか;犬と飼い主が育み続けてきたその関係こそが、SDGs達成のヒントとなる)
第5章 未熟な研究者が思う、よろずのこと(これから学ぼうとする人へ―大学教員の立場から;研究行為の6段階と、仲間の存在意義;本章で伝えたかったこと)
著者等紹介
増田宏司[マスダコウジ]
1974年愛媛県生まれ。獣医師・博士(獣医学)。東京農業大学農学部動物科学科教授(動物行動学研究室)。公益社団法人アニマル・ドネーション理事。専門は動物行動学、行動治療学。2004年に東京大学大学院農学生命科学研究科獣医学博士課程修了。同大学研究員を経て、2006年より東京農業大学講師。2012年准教授、2015年より現職。趣味は観察、特技は分析。著書、講演会・メディア出演、企業団体との商品開発など多数。犬が人間をはじめとした多くの他種動物と垣根なく仲良くなれることに深く感動し、その理由を科学で解き明かし、世界平和に役立てることを人生の目的にしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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