内容説明
ダニエル・ホートンは、世界中を旅するなかで、想像を超えた出来事に遭遇し、各地で暮らす人々の多様な視点を知ることによって、さまざまな学びを得る。環境によい行動を心がけ、旅先にできるだけ余計な足跡を残さないことだけではない。知的好奇心や異文化への敬意をもち、SNSの写真用の旅とはせず、旅のその瞬間を楽しむことをすすめる。いつも旅が身近だった自身の生い立ちから、24歳で世界一の旅行ガイドブックを発行するロンリープラネット社のCEOになるまでの物語に加え、魅力的な旅行者たちとの対話により、彼らの心が冒険によってどのように開かれ、旅への情熱に火が灯されたのかが語られる。旅はただの楽しみではなく、それ自体が人生の目的になりうるのだ。
目次
はじめに 旅はなぜ大切なのか
1 船の上でよろけずに歩く―快適さは進歩の敵
2 PLって何?―あらゆる機会を逃さない
3 なんでも食べられるようになる―知られざる旅の効用
4 予期せぬ出来事―変化の波に乗る
5 心のおもむくままに生きる―ガイド本を捨てよう
6 冒険精神を抱くには
7 精神を広げる―旅はあなたを変える
8 とにかく行こう!
おわりに 出かけるまえに―旅のチェックリストと注意事項
著者等紹介
ホートン,ダニエル[ホートン,ダニエル] [Houghton,Daniel]
ロンリープラネットの元CEO、講演者。生まれたときから旅をしており、これまでに35か国以上を訪れ、仕事での移動距離は300万キロメートルを超えている。フォトジャーナリストとしてシアトル・タイムズやAP通信、アメリカ陸軍広報部で仕事をしたのち、ロンリープラネットに加わった。2017年にはフォーブス誌の「メディア業界を変える30歳未満の30人」に選出されている。講演者としては、Booking.com、グルーポ・ビダンタ、ノーベル平和賞受賞者世界サミットの基調プレゼンテーションのほか、旅の専門家としてCNBCにレギュラー出演している。テネシー州ナッシュヴィル郊外の農園で暮らす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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みみりん
245
アーク