内容説明
20年間にわたりニューヨークを拠点にワイルドライフの映像プロデューサーとして活躍してきた著者によるフォトエッセイ集。著者の信条「いつだって興味津々」がそのまま文字になって跳ねているような文章と迫力ある写真が楽しい。朝日ジャーナルの記者・編集者として名を残す千本健一郎との往還から生まれた躍動感あふれる文章と帰国後に日本の自然に魅せられて撮り続けているたっぷりの写真が新鮮だ。今も著者は、各地の山里や渓谷を巡り、独自の視点で日本の自然を切り取り、写真展で発表している。
目次
生きとし生ける
低く暮らし高く思う
猫になりたい
さくら革命
七年目の帰国
木を登る豚
路地と荒野
初体験
金とのつきあい方
十五夜お月さん〔ほか〕
著者等紹介
磯和〓子[イソワレンコ]
三重県生まれ。東京での会社勤務を経て、1981年留学のため渡米。1984年から20年間、ニューヨークを拠点にワイルドライフを主とするドキュメンタリー映像の国際共同制作・配給に携わる。2006年帰国。日本の自然に魅かれて写真を撮り始め、山川草木や渓谷・水辺の石などの写真展を定期的に開催。能も愛好し、謡曲の稽古に励む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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