内容説明
これから先、訪れるかもしれないさまざまな出来事を、喜びに変えることができる感動の一冊!
目次
第1章 覚悟を決める(はじめまして;優ちゃん ほか)
第2章 幸せになるための修行(病棟での生活、始まる;緩和ケアへの抵抗感 ほか)
第3章 葛藤(夜中の電話;幸せの裏と表 ほか)
第4章 奇跡は必要なところに起こる(体は箱;普通はつらいよ ほか)
特別寄稿 優ちゃんと過ごした大切な時間を振り返って―小児緩和ケアの役割について考える(国立研究開発法人国立成育医療研究センター総合診療部緩和ケア科診療部長・余谷暢之)
著者等紹介
武藤あずさ[ムトウアズサ]
1982年生まれ、千葉県出身。立教大学社会学部卒。大学卒業後、美容関係の会社に就職。その後、新たな仕事を始めるが、結婚・妊娠を機にホストだった夫と共に歌舞伎町を離れる。そして、2人で一念発起し、小さな立ち飲み居酒屋を大田区大森駅にオープン。5年で3店の出店を実現。現在、飲食店の会社は知人に譲渡し、別法人2社の代表取締役に、夫は主夫となる。長男次男に恵まれたが、次男は出生時より障害があり、2018年5月に他界(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Oh!やまびこ
5
タイトルから闘病に関わることを綴った書かと思ったが、然に非ず、看病を通して人としての生き方、考え方、メンタル面を主にした内容でした。 褒めること、感謝することが、いかに大事かを改めて教えてもらった。幸福な生活の捉え方についても考えさせられた。生きていき中での参考とさせて頂きたいと思う。亡くなられた子供さんのご冥福をお祈りいたします。
シラヌイ
1
病で幼い息子をなくしたママによる記録、に留まらない一冊。子どもの余命宣告を受けるという過酷すぎる状況の中、カーネギーや斉藤一人など自己啓発的要素を勉強して取り入れて、家族や医療者とのやりとりの中で活かしていく。それが子どもとの限られた生活の中にささやかな奇跡の連続を生んでいく過程に心揺さぶられた。2019/07/16
Enju35
0
泣きました。そして学びたいと思いました。思わず出てきた方の本を借りてみようと思い予約しました。2019/09/23
けい
0
天国言葉を私も心がけたい。2019/07/24
みやび
0
☆42019/07/16