内容説明
「では、いってくる」「いってらっしゃいませ、ロイドさん!」すっかりロイドの家で家政婦が板についてきたクロエ。途中トラブルはあったものの心地よい日々が続く中、とある事件をきっかけに二人はますます距離を縮めていき―?「私、ロイドさんのことが好きです」「俺も、クロエが好きだ」恋愛下手な二人が送る甘くて尊い溺愛ストーリー第2弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
29
すっかりロイドの家で家政婦が板についてきたクロエ。途中トラブルはあったものの心地よい日々が続く中、とある事件をきっかけに二人はますます距離を縮めてゆく第二弾。ようやくいろいろ慣れて余裕が出てきて、出来た時間をどう使うべきか、ロイドの後押しもあって考え始めるクロエ。騎士ものの恋愛小説にときめく微笑ましい姿だったり、得意な刺繍を頼まれたりする一方で、本屋を営む青年イアンとの出会い、忘れたお弁当を届けに来てのトラブルや終盤の急展開もありましたけど、ロイドが大活躍して絆を深めてみせた二人のこれからが楽しみですね。2023/04/10
レイン
0
ようやく色々着地。 随分絵に描いたような馬鹿者が出てきたと思ったが、速攻しつけ直されていて笑う。 しかし1巻から抱いていたクロエの驚異的な身体能力と体力の謎は説明される気配がないので、個性という位置づけなのだろうか。 幼少期から虐げられろくな食事も与えられず、家に閉じ込められていたら、普通の女の子以上に体力はないと思うのだが。 日々過労状態だったのならば尚更。 何か特殊な設定でもあるのかとここまで読んできたが、単に虐げられてきたので打たれ強いってだけで片付けられていてなんだかなぁと。 やはり色々と惜しい。2025/03/21