内容説明
病いによって生活がどう変わり、どんな困難に直面するのか?当事者にしか語りえない体験的知識の伝達が、いま、困難に直面している人に“前に進む力”をもたらす。
目次
はじめに 希少・難治性がん患者と家族の26の「ものがたり」
1 中皮腫と診断されて(保育士の仕事と治療の両立(鹿川真弓(沖縄県))
子どもたちの前では絶対に泣かない(Y・O(静岡県))
サポートされる側とする側の両方を経験して(原修子(埼玉県)) ほか)
2 家族としての思い(無理せず、のらりくらりといきましょう(黒田しげみ(埼玉県))
患者としてのがん体験から娘としてのがん体験へ(浅原和香子(大阪府))
四人の子を残して何も言わずに逝った夫(小菅千恵子(埼玉県)) ほか)
3 中皮腫の仲間をサポートし続ける
おわりに 気持ちの分かち合いと体験的知識の伝達
著者等紹介
大島寿美子[オオシマスミコ]
1964年東京生まれ。千葉大学大学院理学研究科修了。北海道大学医学研究科修了(医学博士)。共同通信、ジャパンタイムズ記者を経て、北星学園大学文学部心理・応用コミュニケーション学科教授。NPO法人キャンサーサポート北海道理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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