内容説明
すべての病気は小さな炎症からはじまる!「脳心血管疾患」「糖尿病」「認知症」「がん」「骨粗しょう症」「自己免疫疾患」etc.慢性炎症の3大原因は[栄養障害][有害物質][ストレス]。炎症を抑える食&生活習慣教えます!隠れた炎症のセルフチェックシート付。
目次
第1章 長引く不調の原因を探るチェックシート
第2章 全身に潜む慢性炎症とは?
第3章 疑うべき「慢性炎症」の要因と対処法
第4章 慢性炎症の主な原因にアプローチする
第5章 あらゆる不調を改善する!?身体に合った食事法を選ぶ
第6章 慢性炎症の原因と改善の実例からわかること
著者等紹介
内山葉子[ウチヤマヨウコ]
関西医科大学卒業。大学病院・総合病院で腎臓内科・循環器・内分泌を専門に臨床・研究を行ったあと、福岡県北九州市で葉子クリニックを開設、院長を務める。医学博士、総合内科専門医、腎臓内科専門医、ホメオパシー専門医。全人的な医療に基づき、自然医療や漢方・機能性食品などの補完・代替医療と西洋医学、心のケアなどを統合的に行い、さまざまな分野の難治性の疾患の診療を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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やすらぎ
146
小さな不調は見えない。炎症は体を守るための現象だが、慢性化すると厄介である。原因は多岐にわたり個人差もあり、特定は難しい。身体にストレスを与えない食生活、健康的でバランスのいい食材を頂くことに尽きる。よく噛んで食べる。口呼吸ではなく鼻呼吸を心がける。歯は丁寧に磨く。基本的なことを続けることが大切。皮膚炎もそう。自然にやさしいものを選ぶことで心身ともに安定する。心と体はつながっている。姿勢を正して歪みを減らし、運動不足を解消する。眠れず不調に陥らないようデジタル毒にも注意。生活習慣を見つめ直したくなる一冊。2025/02/02
aloha0307
17
慢性炎症による不調は、一般的な医療では見過ごされやすい深刻な病態が隠れていることはよく分かった。しかし うつ、ブレインフォグ、頭痛、だるさ、疲れやすい、認知症...などなどその症状は広範すぎてかえって分からなくなってしまいました。大切なのは 本当の意味で根本原因を見つめ、原因をひとつでも減らし、自己の治癒力を高めていくということだね(その意識を持つということ)。2025/04/16
チバ
3
基本的なことはよく言われている話が多かった。最後、脳に及んだ時は自分でも気付きにくいのでその前に出た症状の時治すように努めようと思った。「一番の主治医は自分」は納得。病院に行ったからといって先生が言い当ててくれることを期待してはいけない。ただ色んなことをしながら生活しているからどれが原因なのかを探り当てるのは容易ではない。とりあえず砂糖、小麦、乳製品の摂り過ぎはしない方が良さそうだ。加工食品は完全に避けるのは難しいので気楽な気持ちで心掛ける程度にしよう。2025/03/20
Go Extreme
1
慢性炎症: 持続的に体内に存在する炎症状態・自己免疫疾患や様々な病気のリスク↑ 目に見えない場合が多く医療機関でも見過ごされがち 外的要因ーウイルス、細菌、化学物質、過剰なストレス 内的要因ー加齢、食生活の乱れ、運動不足、睡眠不足 自己免疫疾患、炎症性腸疾患、糖尿病、動脈硬化などに影響 炎症を抑える方法 食生活の改善ーシンプルな食事 栄養素の摂取ービタミン、ミネラル、オメガ3脂肪酸 ストレス管理ー睡眠の質、適度な運動 脳への影響: 認知障害、不安・抑うつ、集中力の低下 適切な理解と対策が健康維持の鍵2025/02/07