内容説明
自分が志望する学校に合格できれば、地元を離れ新しい友人や教師などとの新しい出会いがあり、そこで一気に不登校の問題が解決する事例を数多く見てきました。現代社会における「受験」という競争にいま「不登校」の子どもたちが、どの時期にどう立ち向かえば有利に働くのかというヒントと気づきを読者のみなさんに提供できれば幸いです。
目次
第1章 「受験」が不登校を解決した
第2章 不登校だからできた受験の成功実例
第3章 不登校問題の現状を整理する
第4章 不登校の子が通える教育機関
第5章 不登校からの「受験」ガイド
第6章 公立学校が抱える不登校の構造的要因
第7章 不登校の子に合う学校を見抜くポイント
第8章 教育機関の選び方と具体的な指導方法
著者等紹介
山田佳央[ヤマダヨシオ]
個別指導塾ココロミル塾長。早稲田大学政治経済学部卒、日本たばこ産業(JT)に勤務後、2009年に「ココロミル」を創業。「できる子に良い講師が指導する」大手教育機関とは違い、「できない子にこそ良い講師が指導する」という理念。年の半分は満席・キャンセル待ちの塾である。不登校の問題を受験で解決するという新しい側面からアプローチする。現在渋谷、新宿、麻布十番に3校舎を展開。指導実績は20年、3千名を超える。発信型の一方通行の授業ではなく、子ども一人ひとりの課題の理解を重視する「聞く」授業で子どものやる気と学力を伸ばし、合格という結果を出す。また学力の育成と同時に合格した進学先にも通えるようなステップと支援、育成を実施している。年間数百名を超える相談を受け、自身も生徒指導にあたる現場主義者。本場フィンランド講師による対話(ダイアローグ)のトレーニングを受講。3児の父(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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