内容説明
―どうして釣れちゃうの?何が違うんだ?またかよ!?しばしば男性の釣り人の間で、まことしやかにささやかれる、「女性の方がよく釣れる」伝説。なぜか男性の釣り人よりも釣れてしまう女性フライフィッシャーの魔法を、細やかに、軽やかに、楽しい筆致で、余すところなく伝えます。
目次
車寝ルの女―白山篇
ソロキャンプ洗礼―白神山地篇
河童と火星人―遠野篇
ストリームサイド・メモリーズ
白鷺七変化―道東篇
フライ女子の一人言
アダムスとイブ
著者等紹介
山田美緒[ヤマダミオ]
宮城県出身。大手アウトドア企業に勤務。2012年よりフライフィッシングを始め、全国各地の魚と酒を求めて旅をする。2016年に釣り雑誌で執筆を開始。釣り業界で希少な女性ライターとなる。『火星でフライフィッシングをするつもり?』がの著書(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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yyrn
17
「この鹿の毛を使ってディアヘア・カディスを巻いてみた。根元からカットし、コームで丁寧にアンダーファーを取り除く。スタッカーに入れて毛先をそろえ、慎重に取り出しボディの上に乗せる。スレッドで固定し強めに締めると程良くフレアした。」(p151)全く何を言っているのは分からないがw(フライフィッシングの用具に関する作業のようだが)渓流をたどる話やソロキャンプの話など、釣りはしないが、山登りをしていた頃を思い出して楽しく読めた。あー山の温泉で蝉しぐれの中、湯船にどっぷりと浸かりたいなあ、という気にさせてくれる本。2022/06/04