出版社内容情報
特集 「先延ばし」という罠から抜け出す方法!/「承認欲求」っていけないもの?/被災した沿岸部で地域の力を引き出すグループ 他季刊『Be!』は依存症・アダルトチルドレン・共依存・トラウマ・発達障害などさまざまな課題を抱えて生きる人と、援助者のための雑誌です。
◆特集 踏み出せない/決められない/片づかない…「先延ばし」という罠から抜け出す方法!
「このままではまずい」とわかっていても、習慣を変えられない。あと一歩が踏み出せない。
「とりあえず」が積もっていく……。
先延ばしすればするほど、心の負担が大きくなるしくみとは? どうしたら、この罠から抜け出すことができる?
●こんなことありませんか? 日々のタスクの先延ばし/挑戦・決断の先延ばし/生活改善の先延ばし/人間関係の先延ばし
●アドバイス【磯村毅】 未完のものが増えると、心のエネルギーが吸い取られる!
●インタビュー【星一郎】「行動」はウソをつかないが、「考え」はウソをつく。考えから抜けて、行動しよう。
◆インタビュー 小林エリコさん(作家・漫画家) いじめ、ブラック企業、過量服薬、生活保護、人生は続く!
子ども時代に壮絶ないじめを体験した。
短大卒業後、勤めた会社がブラック企業で、貧困とストレスから自殺を図った。
何度も過量服薬で入院。
精神障害者手帳を取得し、生活保護を受給して治療する中で、社会的「弱者」になっていく自分を実感した。
そこからの再起とは……エリコさんの話をうかがった。
《読者の質問箱》「承認欲求」って、いけないもの?【回答 熊代亨】
「ネットで検索してみると、承認欲求が強い人は困った人、のような記事がたくさん目に入ります。
人に認めてほしい気持ちが強い自分が、恥ずかしくなりました。承認欲求って、いけないもの?」
読者のお手紙に、精神科医でブロガーの熊代亨先生が答えます。
*認められたいから、人はがんばる
*「所属欲求」から「承認欲求」へ
*「自己実現」なんて、できるものじゃない
*「こころ」から「ふるまい」の時代へ
*「承認」の目盛を細かくしよう など
◆発掘! 依存症地域連携モデル【2】宮城編
「問題」を通じて、力を引き出すグループ(鈴木俊博・三浦敦子)
東日本大震災で被災した宮城県沿岸部で、東北会病院は広域なアウトリーチを続けてきた。
その過程で、問題を掘り起こすだけでなく地域の力を掘り起こしていく。
発災から4年目までに行なわれた支援者グループと、その後に山場を迎えた自助グループの立ち上げ支援についてお伝えする。
◆新連載 依存の《入り口》に立つ子どもたち【秋山千佳】
[1]大麻――学校に警察が踏み込む衝撃
女子生徒の大麻使用をめぐり、ある高校に警察が踏み込んだ。その結果……。
養護教諭は「学校の役割とは何だろうと、初めて人前で号泣した」という。
2010年から各地の保健室を取材してきたジャーナリストの秋山千佳さんが、子どもや若者の日常にぽっかりと開いた「依存の入り口」を綴る。
《特集》
「先延ばし」という罠から抜け出す方法!
踏み出せない/決められない/片づかない…どうする?
「このままではまずい」とわかっているのに、ずるずると現状維持してしまう。
「今度こそ!」と思うけれど、あと一歩が踏み出せないまま時間がたっていく。
「どうするのか決めなければ……」と考えながら、決断を引き延ばしている。
「とりあえず」脇に置いたものが、積み重なって崩れそうになっている!
――そうやって先延ばしすればするほど、心の負担が大きくなるしくみとは?
――どうしたら、この罠から抜け出すことができる?
心当たりのある、すべての人に贈ります。
●こんなことありませんか?
日々のタスクの先延ばし/挑戦・決断の先延ばし/生活改善の先延ばし/人間関係の先延ばし
●アドバイス【磯村毅】
未完のものが増えると、心のエネルギーが吸い取られる!
●インタビュー【星一郎】
「行動」はウソをつかないが、「考え」はウソをつく。考えから抜けて、行動しよう。
《今号の注目!》読者の質問箱
「承認欲求」って、いけないもの?【回答 熊代亨】
「ネットで検索してみると、承認欲求が強い人は困った人、のような記事がたくさん目に入ります。
人に認めてほしい気持ちが強い自分が、恥ずかしくなりました。承認欲求って、いけないもの?」
そんな読者のお手紙に、精神科医でブロガーの熊代亨先生がたっぷり答えます!
*認められたいから、人はがんばる
*「所属欲求」から「承認欲求」へ
*「自己実現」なんて、できるものじゃない
*誰にでもある「関係性の欲求」
*「こころ」から「ふるまい」の時代へ
*「承認」の目盛を細かくしよう
《インタビュー》
小林エリコさん(作家・漫画家)
いじめ、ブラック企業、過量服薬、生活保護、人生は続く!
短大卒業後、勤めた会社がブラック企業で、貧困とストレスから自殺を図った。
何度も過量服薬で入院。精神障害者手帳を取得し、生活保護を受給して治療する中で、
社会的「弱者」になっていく自分を実感した。
そこからの再起を『この地獄を生きるのだ うつ病、生活保護。死ねなかった私が「再生」するまで。』で綴っている。
実は、依存症家庭で育ったACでもある。子ども時代には壮絶ないじめも体験した。そんなエリコさんの話をうかがった。
【取材・文:近藤京子】
《トピック》
◆海外だけの話ではない! 胎児性アルコールスペクトラム障害 FASD(国際フォーラム報告)
◆特別寄稿 【松本俊彦】 京都ダルク施設移転への住民反対運動から考えたこと
◆《数字が示した》こんなに危険!「飲み放題」 大学生の調査より
◆基本法NOW アルコール関連問題啓発週間2018
非常にユニーク! 高い国際評価を得た日本の基本法
◆リカバリー・パレード「回復の祭典」2018
《連載》
◆新連載 依存の《入り口》に立つ子どもたち【秋山千佳】
[1] 大麻――学校に警察が踏み込む衝撃
◆発掘! 依存症地域連携モデル【2】宮城編
「問題」を通じて、力を引き出すグループ 【鈴木俊博・三浦敦子】
◆ギャン妻秘伝! 依存症家族が生きのびる知恵
第5回 専門家を味方に引き入れよう 【田中紀子】
◆脱アル社会学者のポップなアルコール依存症講座
第4回(最終回) 酒をやめたら哲学者になろう!【前田益尚】
◆生きる自信! アサーティブ・トレーニング
5 伝えるかどうかは、自分で決めていい!【中野満知子】
◆依存症回復者に聞く
酒・薬・ギャンブルをやめてからの新しい生活習慣
◆「老いの断酒学」(27) 愚兄賢弟【小林哲夫】
《その他》
◆読者のページ/ASK(アルコール薬物問題全国市民協会)のアクション/イベント・データ/ビィ用語集
ASK(アルコール薬物問題全国市民協会)[アスクアルコールヤクブツモンダイゼンコクシミンキョウカイ]
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