内容説明
これまでも、治った人はいた。これからも、治る人はいるだろう。そして、これからは、治る人が増えるだろう。知的障害が治る現場を見てきた心理士がそのプロセスを語る。
目次
1 知的障害に関して改めて考えてみましょう(まず、整理しておきましょう。知的障害とは、何でしょう?;次に確認しておきましょう。知的障害は「絶対に」治らなければいけないものなのでしょうか?;治るのなら、全員「完治」するのでしょうか? ほか)
2 未来への希望を親子で養う(親の中で、子の中で、未来を思い描く力はどうやって培われるのでしょうか?;大人と子どもが遊ぶことの効果;遊びを通して未来を夢見る力を養う ほか)
3 神経発達の目詰まりを取る(トラウマ、愛着障害への対応で知的障害が治るのはなぜですか?;そもそも知的障害の人はトラウマを抱えやすいのでしょうか?;発達する力を信頼できない場合はどうすればいいのでしょうか? ほか)
著者等紹介
愛甲修子[アイコウシュウコ]
千葉県出身、千葉大学大学院修士課程修了。臨床心理士、言語聴覚士。千葉県特別支援教育専門家チーム委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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カッパ
12
そもそも治らないという決めつけるのはよくないなと大いに反省した。知的障害に限らずの話である。療育に丸投げすることへの疑問を感じた。自身はそういうところがあるので気を付けたいと思った。2023/11/23
よう
9
図書館本。ためになる本だ。2020/06/27
空白
1
知的障害では適応の難しさが見られると言われているが、筆者は本人と家族の主体性を重要とし「治らないものではない」というスタンスで接しているようだった。やはり私自身も知的障害や発達障害が治るものではないと覚えてきたため、治るものだという筆者の主張にはちょっと慣れなかった。でも、言語聴覚士でもあり心理職でもあり、様々な場所で障害のある方に関わってきた著者の実践は凄いなあと思った。2023/06/15