感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
mocha
69
7篇のエッセイと、漫画『百日紅』から「龍」を収録。江戸の粋(イキ)と上方の粋(スイ)についての話がとても興味深かった。江戸で人気の三男(さんおとこ)の図解など、本当に見てきたかのように解りやすく面白い。セリフより空気を読ませるような独特の漫画は、それこそ江戸の粋なのだなと改めて。杉浦さんは亡くなったんじゃなく、江戸時代に帰ったんだと思えてならない。2021/04/20
ぐうぐう
27
「MUJI BOOKS 人と物」シリーズの伊丹十三の巻を読み、内容(構成・編集等)が良かったので、他に気になる人物の巻を数冊買ってみた。まずは杉浦日向子である。収録されている漫画はどれも再読となるので、自然とエッセイに目が行く。もちろん、どれも江戸を語ったエッセイなのだが、この人は江戸に住んでいたのかと思ってしまうほどの息遣いというか、臨場感が凄い。形見の数々が紹介されているのも、このシリーズの特徴。自作のトーテムポールが可愛すぎる。早いもので、今年で没後20年。2025/12/16
kei-zu
21
妻に付き合って訪れた無印良品で発見。構成が読みやすく、エッセイから江戸事情の説明、漫画(それらの抜粋を含む)までが編み上げられている。珈琲一杯分の値段で、おいしい珈琲一杯分の読みごたえ。シリーズの他の本も、今度手に取ってみよう。2024/06/09
hr
3
「べらぼう」を見終わって、この時代の色々のことの受けとめ方に慣れてきている。杉浦日向子が分かってきたのかも。2025/12/26
T-top
2
MUJI BOOKS 人と物 第二弾。日向子先生は以前から私淑しているので(その割に未読多し😅)小泉八雲のときより、取り付きやすかった。覚えている話題あがあったり無かったり。やはり「百日紅」が代表作なのかな、私としては「風流江戸雀」なんだが。江戸や落語、時代劇の世界を身近に寄せてくれた、最高の水先案内人です!2023/10/09




