目次
第1部 現場から見えるBefore/Withコロナ(新しい対人コミュニケーションの形の模索;コロナの時代の教育のあり方―「自主的・対話的・深い学び」の確保;新型コロナ感染後の新たな社会を展望する―医療・病院経営の立場から;中小企業・小規模事業者がとるべき新型コロナウイルス感染対策;三大都市圏等における不動産市場の変化と展望;Before/With コロナ:地方創成の致命的盲点―「20代女性代流出で失う人口の未来」)
第2部 Before/Withコロナと都市・まち(地域)・住まい(コロナ禍がもたらすまちづくりの変化とは;新しい住まいの可能性―老朽化団地の建替えによる自律型社会の実現;地方移住を促す居・職(食)・住
新型コロナ感染社会と都市政策―地方分散型の都市を実現するために
新型コロナと都市計画:「新近郊」論に向けて)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
izw
8
コロナ禍が始まり半年が過ぎた2020年10月末頃に、これから人々の生活はどうなるのだろうか、教育、社会、住宅、都市の形態はどうなるかについて、様々な分野の専門家11名が論考を寄せている。まだ先の見えない中で、現状の把握をしっかりした上で今後・コロナ後を語ろうするが、先の見えない中で戸惑いの多い論考も多い。東京一極集中の実態は、男女格差が進み地方からの女性流出が進んでいるということは目からウロコだった。地方の活性化が進むかという課題は表層的なテレワーク拡大に惑わされず慎重に取り組まないといけない。2021/12/30