馬場のぼる作品集―絵本のしごと 漫画のしごと

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A4判/ページ数 159p/高さ 21X30cm
  • 商品コード 9784909087287
  • NDC分類 726.5
  • Cコード C0071

内容説明

『11ぴきのねこ』シリーズなどの絵本資料をはじめ、活動初期の貴重な漫画原画やラフスケッチ、アイデアノートなどの資料をとおして、創作の秘密に迫ります。2009年7月に発行された青森県立美術館『馬場のぼる展「11ぴきのねこ」がやって来る ニャゴ!ニャゴ!ニャゴ!』図録の加筆訂正。

目次

第1部 絵本のしごと(馬場のぼるの絵本(佐藤英和)
『きつね森の山男』
『ゴリラーマン』 ほか)
第2部 漫画のしごと(馬場のぼるの漫画(多田ヒロシ)
上京前後
『ポストくん』 ほか)
第3部 馬場のぼるのしごと―資料編(「“ばばネコ”を、禁じ手にせよ」―序説・馬場のぼる(豊田きいち)
馬場のぼるがいた(板倉容子)
馬場のぼる略年譜 ほか)

著者等紹介

馬場のぼる[ババノボル]
1927年、青森県三戸町に生まれる。1949年、上京し漫画家としてスタートした。漫画『ブウタン』で第1回小学館漫画賞、『11ぴきのねこ』で第15回産経児童出版文化賞、『11ぴきのねことあほうどり』と日本経済新聞連載の漫画『バクさん』で第19回文藝春秋漫画賞受賞。『絵巻えほん11ぴきのねこマラソン大会』で、イタリアの子どもたちが選ぶイタリア・ボローニャ国際児童図書展エルバ賞を受賞。一連の業績に対して、1993年に日本漫画家協会賞文部大臣賞、1995年に紫綬褒章受賞。日本漫画家協会、漫画集団、漫画家の絵本の会に所属していた。2001年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちさと

25
一文字の口と、ずんぐりした身体。大将以外は「ねこ」というだけの名前。皆揃ってひとつの個性になっている「11ぴきのねこ」。小さい頃大好きで、何度も何度も読んでもらった記憶があります。大人になってからいくつか買い直しましたが、どの作品を眺めても馬場のぼるさんの絵本には深い安心感を与えられ、ほっこりした気持ちにさせられます。本書は本格的な回顧展用に発行された図録を増補復刻したものです。漫画家だった頃の作品も掲載されていました。特攻隊員として海軍に従事していたことや、手塚治をはじめ他の漫画家との親交についても。2019/02/06

双海(ふたみ)

16
躍動感と愛嬌があって好き。小さい頃は「ふくろのなか」のウヒアハがツボでした 笑 「ばけもの」と明記されている珍しい?キャラクターです。2019/05/04

anne@灯れ松明の火

16
新着チェックで予約。馬場のぼるさん、大好き。『馬場のぼる ねこと漫画と故郷と』と重複する内容も多かったが、馬場さんの絵を眺めているだけで、幸せな気分。後半には漫画もたくさん載っていた。ただ、ローガンの進んだ眼には、厳しかった^^;2018/12/10

にゃーごん

4
子供の時大好きだった11匹のねこシリーズ。絵のかわいさ、特に動物は、表情といい体つきといい最高だと思う。ストーリーも、シュールな現実の描かれ方に子供ながらに心を鷲掴みにされて、何度も何度も読んだっけ。知らない絵本や漫画もたくさん載っていた。絵巻絵本は早速アマゾンで購入。いつか記念館にも行ってみたいなあ。2020/08/16

midorino

4
子どもと読んで大好きになった11ぴきのねこシリーズ。作者の馬場のぼるさんの作品集は、ねこ以外にもいろいろな動物が登場する。人も動物も愛嬌のある表情で楽しい。2019/01/30

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/13095031
  • ご注意事項

最近チェックした商品