内容説明
この本にはあなたと同じ悩みがきっとある。朝日中高生新聞の15年続く人気連載、51本収録。
目次
もしも世界にひとりなら
このままここに
気づいてほしくて
崖の上から
神様がくれたチャンス
ひとりが好き
イヤなことは一部
泣いてもいいよ
トンネルの中で
恥ずかしい思い出〔ほか〕
著者等紹介
本山理咲[モトヤマリサ]
1968年、神奈川県大和市生まれ。1990年、漫画家デビュー。以後漫画、イラスト、絵本などの仕事を手がけ、現在に至る。2009年、連載中の「明日がくる」(朝日中高生新聞)が、『中学道徳2・心つないで』(教育出版)に、2019年、『新しい道徳1・2・3』(東京書籍)『中学道徳 とびだそう未来へ 1年』(教育出版)に採用される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
へくとぱすかる
54
つらいと言っていい。けどそれが言えない人間もいる。だれかがそう言ってあげるだけで、どんなに救われることだろう。いじめられた後、そこから解放されたとき、かえってとまどってしまって、そういう状態に慣れないこと、本当にこれでいいのかって思うまでに時間がかかることがあるよね。これって今よく言われるPTSDなんだろうか? 人間ってなかなか元に戻れないものだと思う。話は変わりますが、この巻で初めて、連載中に紙上で読んだ話にめぐりあいました。そのころから本になることを期待していたように思います。ようやく今読めました。2020/01/31
へくとぱすかる
28
最初に読んでから5年後の今になって、この本がタイトル通りの内容であったことに気がつく。まさにいじめをテーマとしているが、生徒たちの心の動き・正直なありさまを描いていて、一編ごとのわずかなページの中に、心の叫び、青年期特有のドラマが盛り込まれている。そして決して悲惨に終わらずに「明日がくる」という、希望へのひとつのあり方を見せてくれている。このシリーズを読むと、ぜひみんなに読んでほしいと感じる。みんなとは、いじめられる側も、いじめる側も、「傍観者」も、である。そして学校の先生、子どもたちの親も。ぜひ。2025/06/30
misaki
1
短い学生の人間関係のお話が沢山詰まってる1冊。2019/09/02
かーんたや
0
そんなにグループでいろいろあるなら、おひとり様用のクラスつくれば?多くの仕事は黙々と担当こなすだけで、中卒で働いている人もいるんだが2019/07/05