内容説明
記憶を失い、見知らぬ人間たちの中で目覚めたぼく。なんとここは世界の記憶が集まる迷宮だというけれど…。前代未聞のファンタジー。朝日小学生新聞連載で話題。
著者等紹介
久米絵美里[クメエミリ]
1987年、東京都生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒。第5回朝日学生新聞社児童文学賞を受賞後、『言葉屋 言箱と言珠のひみつ』でデビュー
元本モトコ[モトモトモトコ]
1982年東京都生まれ。イラストレーター。雑貨や冊子の挿絵などで活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たるき( ´ ▽ ` )ノ
28
Kindle Unlimitedにて。ああ、やっぱりそうか!と思った。大きな盛り上がりもなく、さらっと読んだかんじ。2019/07/15
木漏れ日の下
12
『言葉屋』シリーズの久米さんの新作。目が覚めたら、見覚えの無い空間にいた。まるで木の根が壁に張り巡らされた迷宮のよう。自分が誰かも解らず、そんな自分を助け(?)に来てくれたサノとイチ、それにリョウ。自分を"コウ"と呼び導いてくれようとするが、何かを隠してる気がしてならない。ここはどこで、自分は誰で、彼らは何を隠してるのか?どんな冒険ファンタジーなんだろうと主人公のコウと共に不思議にそして不安に思いながら読み進めていきました。不思議な世界観に戸惑いましたが着地点は好きです。2019/01/14
杏子
7
途中からからくりがわかってきて、面白くなった。読める子限定になるかもしれないが、勤務校に入れたいと思った。ファンタジーでもあり、ミステリーでもあるかな。同時にゲーム的でもある。でもって、最後には主人公の成長譚にもなる!お勉強にもなるし?おすすめ。2023/09/17
頼ちゃん
7
発想は面白いが、ちょっと読みにくかった。 後半の方が面白い。2019/06/22
ほにょこ
3
★★★☆☆ 主人公は気が付くとダンジョンの中にいて怪しげな人物たちに出会います。 異世界転生ファンタジーみたいな始まりでしたが、話の方向性はすぐに予想がつきました。 予想が大きく外れることもなくあっさり終わってしまったのでちょっと物足りないです。 2019/07/01