目次
第1部 世界の民族・伝統スポーツと舞踊(都市の○△□‐(まる、さんかく、しかく、ちょくせん)空間と伝統スポーツ―イタリアにおける「アスティのパリオ」の事例
メキシコの球技
ブラジルの格闘技「カポエイラ」における実践者の変容―1800年代のリオデジャネイロに着目して
ラオス・ヴィエンチャン競漕祭における「伝統」とスポーツの関係
インドネシア・バリ島における舞踊指導法―伝承場面の変容とダサール指導法の導入
スモウの人類学
中国少数民族運動会で行われる競技種目研究)
第2部 日本のスポーツ・舞踊とスポーツ文化の諸相(応援団研究序説―構築される日本文化としての応援団;体罰研究に対するスポーツ人類学的研究の可能性と限界;民族スポーツにおける女子格闘技の競技化について―「アウトゲーム」を事例として;スポーツ用具と人の関係を巡る人類学的考察―スポーツ人類学におけるスポーツ用具論試論;ハヤブサの上げ鷹;琉球舞踊にみる衣装「袖」と身体技法―韓国舞踊との比較の試み)
第3部 民族・伝統武術/武道/格闘技(民族文化としての内丹術の変容―韓国における気の修練団体にみる存続ストラテジー;マーシャル・アーツ研究の国際的な動向;観光資源としての中国“苗族伝統武術”の創造;韓国武芸の多様的変化―「する」から「みる」へ;柔術と柔道の国際化を考える―ドイツを事例に;格闘技のエスノグラフィー―教育・娯楽・治療)