内容説明
ロボットを開発することは、「人間」を知ることだった。世界初の家族型ロボット「LOVOT」の開発者が語る、ChatGPTだけでは見れない世界。
目次
序章 ぼくらが「メーヴェ」に憧れ、「巨神兵」に恐怖を覚える理由―温かいテクノロジーへの気づき
1章 LOVOTの誕生―たどりついたのは「生産性至上主義」への問いかけ
2章 愛とはなにか?―人類を「ドーパミン漬け」にする現代ビジネスへのささやかなアンチテーゼ
3章 感情、そして生命とはなにか?―生身と機械の差は、大した問題ではなくなる
4章 人生100年時代、ロボットは社会をどう変えるのか?―心や愛に関する問題こそをロボットが補完する
5章 シンギュラリティのあと、AIは神になるのか?―人類とAIの対立は古典になる
6章 22世紀セワシくんの時代に、ドラえもんはなぜ生まれたのか?―「だれ1人とり残さない」ために
7章 ドラえもんの造り方―「ChatGPT」だけでは見れない世界
終章 探索的であれ―「むかしむかし」の反対「みらいみらい」の話
著者等紹介
林要[ハヤシカナメ]
GROOVE×創業者・CEO。1973年、愛知県生まれ。1998年、トヨタ自動車株式会社に入社。スーパーカー「LFA」やF1の空力(エアロダイナミクス)開発に携わったのち、トヨタ自動車製品企画部(Z)にて量産車開発マネジメントを担当。2011年、孫正義後継者育成プログラム「ソフトバンクアカデミア」に外部第一期生として参加し、翌年ソフトバンク株式会社に入社。感情認識パーソナルロボット「Pepper(ペッパー)」プロジェクトに参画。2015年、GROOVE X株式会社を創業。 2018年、家族型ロボット「LOVOT(らぼっと)」を発表。翌年、出荷を開始。ラスベガスで開催されている世界最大規模の家電見本市「CES」において、 2019年にThe VERGE「BEST ROBOT」、2020年には「イノベ・ションアワード」を受賞。2021年、第29回ろぼット大賞にて「総務大臣賞」、2022年、第30回IP BASE AWARD「スタートアップ門奨励賞」、2023年には第1回WELLBEING AWARDS「モノ・サービス部門GOLDインパクト賞Jを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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