内容説明
「朝日俳壇」新選者、6年ぶりの第四句集!
目次
1(イスタンブル花鳥諷詠;ふらんす物語;富士山記;ロンドン秋天;Family Vacation ほか)
2(お年玉;初映画;みな死んでゐる;春荒;歌に残りて ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
garyou
2
断片的に読んだことのある作者の句とはどことなく趣の違う句が並んでいる気がする。断片的に、というのは句集が手に入らないからで、この本も市内の図書館の中からやっと見つけた一冊だ。違う気がするのは後記にあるように若い頃の主義原則が変わってきているからなのかもしれない。とはいえ、なにしろ「ぞけさ」の人だからなあ。ものすごく読み落としてるのかも。というわけで、返却する前に読み返すつもり。2024/03/05
09z1!
0
図書館で手にして拝読。前半海外の吟行、後半は日本での句稿。たった十七の文字列で読めない感じや熟語がたびたび視野に入り、辞書を手繰り寄せ、こんな意味かと得心する。短歌よりも俳句の方が、難読の字句が多い気がする。読み手を小馬鹿にする意図はないはずだが、俺はこんなに造詣が深いと堅持されている気もした。2020/12/05
たつのすけ
0
△2020/10/25