内容説明
30年以上にわたって停滞を続けている日本。どうすれば、日本は再浮上できるのか。経済・エネルギー・皇室伝統から、日本の「これから」を考える。
目次
第1章 「未来のお金」が財政を再建させ、日本を暮らしやすい国にする(なぜ日本は経済成長もしないし給料も上がらないままなのか;経済成長をさせたいなら赤字を増やしてでもお金を回せ;日本人を奴隷化させた構造改革と株主資本主義 ほか)
第2章 エネルギーと環境問題は「日本人にとって」という立場で考える(自分の目で見て判断しなくなった日本人;社会が大切にしているのはエネルギーではなく、エントロピーの低いもの;なぜペットボトルのリサイクルでエントロピーを意識せざるを得なくなったのか ほか)
第3章 誇りと自信を取り戻し、世界に大調和を生む日本をつくる(日本の立場が脆弱になったのは、日本人が日本という国を意識していないから;損得で動く欧米、誠実・正義で動く日本;高度成長時代の経営か、コミュニティ型の経営か ほか)
著者等紹介
松田学[マツダマナブ]
1957年、京都府生まれ。松田政策研究所代表、参政党共同代表、未来社会プロデューサー、元衆議院議員。1981年、東京大学経済学部卒。同年大蔵省入省、西ドイツ留学、大蔵省など霞が関では主として経済財政政策を担当。内閣審議官、財務本省課長、東京医科歯科大学教授等を経て、2010年、国政進出のため財務省を退官。2012年、衆議院議員。2015年、東京大学大学院客員教授。松田政策研究所代表のほか、(一社)デジタルアイデンティティ推進コンソーシアム代表理事、バサルト株式会社代表取締役社長、ジパングプロジェクト株式会社取締役会長、横浜市立大学客員教授、その他、多数の役職に従事
武田邦彦[タケダクニヒコ]
1943年、東京都生まれ。工学博士。1966年、東京大学教養学部基礎科学科卒業後、旭化成工業に入社。ウラン濃縮研究に従事し、同社研究所所長を務める。1990年、日本原子力学会特賞受賞。その後、原子力委員会、原子力安全委員会の一員として原発推進に携わる。芝浦工業大学工学部、名古屋大学大学院、中部大学総合工学研究所教授を歴任。専門の資源材料工学以外にも、物理化学的手法を用いた原子力、材料、環境などの研究と、倫理なども研究。今までに学術論文・総説などは約800編、学術発表約1400件、特許などは100件を超えている。3.11の震災後「福島第一原発1号機の水素爆発」について、「放射能から身を守る方法」など生活者目線の情報を発信し続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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