内容説明
「心の芯」と「体の芯」をつくる振る舞いを学ぶ。想定外の環境を生きるための礼儀と作法。
目次
第1章 体の芯をつくる(基本姿勢 立つ;基本姿勢 座る;基本動作 座る‐立つ;基本動作 椅子の腰かけ方、たち方;基本動作 歩く;基本動作 膝行・膝退;基本動作 廻り方・開き方・曲がり方;心に一張の弓をもつ)
第2章 心の芯をつくる(立礼(立ってのお辞儀)
座礼(座ってのお辞儀)
行き逢いの礼、前通りの礼
訪問の心得
残心)
第3章 体を強くする(物を持つ;ドアの開け方、閉め方;引き戸の開け方、閉め方;物に乗る気持ち、物に奪われる心持ち)
第4章 心を強くする(呼吸;食事の心得;進退中度)
著者等紹介
小笠原清基[オガサワラキヨモト]
弓馬術礼法小笠原流次期宗家。1980年7月、31世宗家小笠原清忠の長男として東京に生まれる。3歳より稽古を始め、5歳より小笠原流の諸行事に関わる。小学5年生で鶴岡八幡宮の流鏑馬神事において射手をつとめる。大阪大学基礎工学部卒業後、筑波大学大学院にて神経科学博士を取得し、博士論文が研究科長賞に選ばれる。「家業を生業としない」という家訓から、現在製薬会社にて癌の治療薬の研究をおこないながら、週末などを利用して流鏑馬をはじめとした流儀の継承につとめている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
14
形を整えれば中身が整う、ゆえに何があっても動じない心が礼儀と作法により手に入るということだそうで。著者の次期宗家としての自負というか矜恃というかそういったものがスパークしている。その姿勢が圧巻でした。2021/10/18
Yasuyuki
1
この本に書かれている所作は実践するにはなかなか難しいものが多かった。 ただ、所作は難しいが、椅子には浅く腰掛けるこどがよい姿勢をうむようなので心がけようと思う。 あとは、日常的に深い呼吸を心がけることを実践していこうと思った。 「ゆっくり鼻から吸い、ゆっくり鼻から吐く」 ストレスにさらされると呼吸は浅くなるから意識して行うことで心を鎮めることができるそうだ。2021/06/04
Nori
0
実践して血肉としよう。立つだけでも難しい!2024/01/21
つるしょう
0
つるしょうは『膝行』を身につけた!2021/04/01