内容説明
地域の未来を拓く学術的視座を提供する『地域デザイン学会研究論集』最新第26号が刊行されました。今月の特集は「ZTCAデザインモデルを構成する各要素の展開事例」。巻頭論文では「異端と正統」×「コンテンツとコンテクスト」という二軸の対抗概念をもとに、新たな地域価値創造のデザイン技法を提言。さらに、アニメを通じた地域価値の発現、食農学習社会の構想、地方創生2.0の新結合論など、第一線の研究者による多彩な論考を収録しています。
目次
巻頭論文 「異端と正統」×「コンテンツとコンテクスト」という2軸の対抗概念の活用によるデザイン技法の新たな提言―地域を対象にした価値創造のための新機軸の構想に向けて
論文1 選ばれるコミュニティ東京の一考察―東京一極集中肯定の立場からみる地域の価値観とコンステレーション
論文2 アニメを通じた地域価値の発現について―ZTCAデザインモデルの応用可能性
論文3 食農学習社会になるための地域デザイン
論文4 「地方創生2.0基本構想」と地域デザイン―「ゆるい新結合」の提案
論文5 我が国の復権のための地域デザインのコンテクスト転換―コンパクト化と地域間の連携による価値発現に向けた構想
論文6 オリジナルな理論としてのZTCAデザインモデルをエンジンにした地域デザイン学会の活動に見られる基本的な特徴に関する考察―コンテクストデザイン視点から展開される多様な活動の組織デザイン論からの考察
第5回デザイン科学研究推進フォーラム要旨 価値増大のためのメソドロジー



