自滅する大都市―制度を紐解き解法を示す

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自滅する大都市―制度を紐解き解法を示す

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  • サイズ 46判/ページ数 260p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784908837104
  • NDC分類 518.8
  • Cコード C0036

内容説明

深刻なヒートアイランド現象、地震火災に脆弱な木造密集地域、汚水は港湾・河川に流出し、渋滞は相変わらず。日本の都市の住みにくさは、迷信ともいうべき思い込みから制度的な枠組みができ上がり、利害が絡んで直せないことが原因だ。それらの弊害を明らかにしながら、都市の「解剖・病理・モデル・治療」といった観点から4つに章を分け、人間のための住み良い都市のかたちを提言。都市再生は制度見直しに知恵を絞ることであって、何も巨額の公共投資を必要としない。東京五輪やIR、スーパーシティ構想への提言も。

目次

第1章 いまの都市のかたち…どうしてこうなった?(戦後、木造戸建てが主流になった理由は?;なぜ木造住宅密集地域が広がったままなのか? ほか)
第2章 都市が壊れる…このままで長続きするのか?(木造密集地域での地震火災はどれくらい危険なのか?;猛暑日が増えたのはなぜ? ほか)
第3章 江戸の都市に学ぶ…コンパクトな緑化都市の姿(町家では内と外をどのように分けていたのだろうか?;江戸は核家族主体で職住分離の形式だったのだろうか? ほか)
第4章 未来の都市を探る…パーツを見直し制度を改める(木造密集地域の不燃化は、本当は無理なのでは?;違法建築でも不燃化できるのか? ほか)

著者等紹介

織山和久[オリヤマカズヒサ]
学術博士。法政大学江戸東京研究センター客員教授、(株)アーキネット代表取締役。1961年生まれ。東京大学経済学部卒業後、三井銀行(現三井住友銀行)を経て、1983年マッキンゼー・アンド・カンパニーに入社。製造、金融、専門サービス、官公庁から地域・都市経営まで多様な分野においてコンサルティングに従事。1995年(株)アーキネットを設立。土地・住宅制度の政策立案、開発プロジェクトの企画等を手掛け、創業時からコーポラティブハウスの企画・運営に取組む。2017年に都市住宅学会賞・業績賞を受賞。横浜国立大学都市イノベーション学府・研究院客員教授、県立広島大学大学院経営管理研究科特別講師(ファイナンス、マクロ経済学)を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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れどれ

2
現行都市が孕んでいる問題をさまざまな制度から解体して、制度ごと一新する必要も説きながら、人間らしさが尊重される新たな都市像を描画していく…のだが、著者に高層建築物への憎悪や政権への批判意識が強すぎるようで、数字の引っ張り方が恣意的だし、膨大な資料もおおよそ都合よく一面的に扱ってるから信用ならない。書かれている話自体は面白く文章も緊密、データをずらずら並べながらもまったく冗長でない構成だって秀抜なだけにもったいない。2021/03/13

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