七澤賢治講話選集〈２〉鎮魂

七澤 賢治【著】/白川学館【編】

和器出版（2021/06発売）

• サイズ A5判／ページ数 217p／高さ 22cm
• 商品コード 9784908830228
• Cコード C0010

目次

１　白川における鎮魂
２　鎮魂と白川のご修行
３　鎮魂と天皇の役割
４　鎮魂の極意
５　鎮魂は「時」を超え「宇宙」をめぐる
６　鎮魂の意識進化へ
巻末資料

著者等紹介

七澤賢治［ナナサワケンジ］
１９４７年山梨県甲府市に生まれる。１９７２年早稲田大学卒業。言語学者であり、宗教研究者でもあった東京外国語大学アジアアフリカ言語文化研究所教授（当時）の奈良毅氏に師事。言語学、世界の宗教を実践的に学ぶ。１９７５年国会図書館で『言霊百神』と出会い強い感銘を受ける。その場で著者の小笠原孝次氏に電話、その日の内に氏を訪ねる。（その日は奇しくも小笠原孝次氏の７２歳の誕生日にあたっていた）以来、１９８２年までの７年間に渡り対面参学し「言霊学」の奥伝を受ける。１９７８年大正大学大学院文学研究科博士課程修了（宗教学）。１９８１年小笠原孝次氏より「言霊神社」創設の命を受け小笠原孝次氏との連盟で山梨県甲府市に「言霊神社」を創設し「布斗麻迩の法」を奉載。１９８２年白川伯王家伝の継承者、高濱浩氏に入門。１９８９年までの７年間に渡り「おみち」修行を受け全階梯を修了。十種神寶御法を口授される。２０１０年白川伯王家伝の継承者として一般社団法人白川学館を創設。２０１３年小笠原孝次氏の遺志を受け継ぎ「言霊大学校」を開講。２０１４年和学研究への助成を目的とした一般財団法人和学研究助成財団を創設。２０２０年ｎｅｔｅｎ株式会社代表取締役会長、一般社団法人白川学館代表理事、一般財団法人和学研究助成財団代表理事などを務める（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

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[Hiro]

鎮魂という言葉はこれまでの自分には無縁でしかなかったが、あるきっかけから知ることになり、やがてガッツリ学ぶこととなる。そして本著を購入。読んでみての感想は一言でいうならば、鎮魂と一言とはいえど奥が深くて無限の拡がりを感じる。有の世界と無の世界のふたつの世界があるとすれば、鎮魂とは後者の世界にあてはまるとは思う。しかし、昨今の世界を見渡してみるとモラルというもの自体を問う時世となっていて、無の世界をいかに豊かにしていくか？は大事な事となっているのを強く思う。そう思えるとこの本はこれからの必読書となり得る。

2023/01/25