出版社内容情報
クリスマスイブの夜、なかなか眠れない「ぼく」のところに、トナカイに逃げられたサンタクロースが現れた!二人はひょんなことから電車に乗り込み、恐竜や人魚、シロクマの子どものもとへ、プレゼントを届けることに…。ファンタジックな鉄道の世界がページいっぱいに広がる、冬にぴったりのおはなし絵本です。
内容説明
ちょっぴりおかしなサンタクロースと、こうきしんいっぱいの「ぼく」。とっておきのプレゼントをとどけに、しゅっぱつしんこう!
著者等紹介
くればやしよしえ[クレバヤシヨシエ]
大阪府生まれ。日本大学芸術学部卒。「さくらいよしえ」としても活動し、街歩きや旅の雑誌で執筆
のしさやか[ノシサヤカ]
和歌山県生まれ。主な絵本に「おいしいふきゃさん」シリーズ、『じいちゃんバナナばあちゃんバナナ』(ひさかたチャイルド)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ふじ
13
電車好きにはたまらないクリスマス絵本。電車に乗るだけならありそうだけど、まさかサンタさんとあんなこと!ぜひ鉄ちゃんに届いて欲しい。絵はオーソドックスな絵本らしいけれど、文が所々今風。「っ」の存在とか。#NetGalleyJP2024/12/10
コニコ@共楽
12
12月を目の前に、クリスマスの絵本を読んでみる。イヴの夜、サンタを待つ「僕」は、「寝なきゃ!」と思いながら、眠れない。そんな子ども心を思い出させてくれる。そんな夜にサンタと出会えてお手伝いができるなんて。生き生きとした「僕」の姿が微笑ましい。プレゼントは人間だけのものではないということもちょっとした気づきで嬉しくなった。2024/11/29
がらす
1
今日はクリスマスイブ。わくわくして眠れないぼくが出会ったのは、トナカイに逃げられてしまったサンタさん。ぼくはクリスマスでんしゃの運転士として、サンタさんと一緒に配達へ行きます。電車以外にもさまざまな乗り物が登場する、夢いっぱいの絵本です。2023/11/07
an
0
4歳4ヶ月◎ クリスマス前に読んだ本。男の子がちょっとダメなサンタさんに代わってでんしゃでプレゼントを届けるお話。みんなサンタさんへお返しを用意していてえらいし、夢から覚めた後に全て飾ってあるのも夢じゃないのがわかり素敵なおわり方。2024/11/23
たくさん
0
早く眠らないとサンタさんが来てくれない。何かが眠っている間に届く。届くのが楽しみで仕方がない。起きておこうと思っても眠ってしまったり、早く眠らなきゃがあったりもする。トナカイがいないから電車で配ろうっていうサンタの発想や、苦手なものを代わりに届けてあげる際にも、自分も楽しむよっていう一挙両得感。冬の赤い電車の雰囲気や、自分の所にも届くんだろうかっていう不安と嬉しさ。電車が好きっていうだけで、トナカイでなくて電車のクリスマスが、素晴らしいと思える本になっています。#NetGalleyJP 2024/11/30