内容説明
小さな希望について書かれた40篇の日々のポエム。
目次
裏返
風穴
パスポート
一週間
トイレットペーパー
下り坂
友達
星の交換
リモコン
めんどくさい詩
UFO
肺の標本
笹
おつかい
コーヒー
しんどいときは
レンジ
放課後
おやゆびとひとさしゆび
patchwork
未知の世界
Suica
朝の風景
押し花のつくり方
希望について
人間らしく
ふみちゃん
ヒーロー登場 ムロケンに
明るい未来
ゴミの詩
小さな家
使者
ありがとう K・Tに
魚武さんは言った
ジャイアント馬場さんの大きなおしり
大冒険
会津からの手紙 奈津子さんに
帰り道
キズバン
スニーカー
著者等紹介
谷郁雄[タニイクオ]
1955年三重県生まれ。同志社大学文学部英文学科中退。大学在学中に私家版詩集『わが地獄の季節』制作。90年『死の色も少しだけ』で詩人デビュー。93年『マンハッタンの夕焼け』が第3ドゥマゴ文学賞の最終候補作に。写真家のホンマタカシとコラボした『自分にふさわしい場所』をきっかけに、さまざまな写真家・アーティスト・作家とのコラボレーションによる詩集を数多く刊行。リリー・フランキー、尾崎世界観、吉本ばななとのコラボ詩集など、著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
新田新一
11
詩の売れない日本で40冊の詩集を出されている谷郁雄さんの最新作。素朴で飾らない言葉で描かれた一つ一つの詩が、心に響きます。ユーモアのある詩、励まされる詩、心に沁みる詩など様々な種類の詩を収録。日本の現代詩は難しいものが多いですが、谷さんの詩は読みやすいので、詩が苦手な方にもお勧めです。私が泣いたのは「ふみちゃん」という詩です(67ページ)。いとこのふみちゃんのことが書かれており、人が生きる上で大切なこと優しく教えてくれる作品です。この詩を読んで救われたと思いました。2023/11/01
ari
1
普段全く詩を読まないからこそ読んでみました。奥が深いなと思うものもあれば、ツッコミをいれたくなるような詩までありました。2022/01/24
uni
1
なんとも言えない軽やかさ、気持ちよさがある。2021/10/22
HatchoA
0
たまには詩も良いもんだ。2024/09/23
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