内容説明
「多くの患者が黙ったまま死んでいく」「患者が病室で話さない」「会いたくない」スピリチュアルな痛みは叫びを生ずる。スピリチュアルな痛みの多くは“無言”である。周りには分かってもらえないからである。また、周りを信頼し得ないからでもある。毎年自死する人たちがその事実を裏付ける。患者の目は純粋であり、本物、真心を見抜く―
目次
PROLOGUE 人生の確かな保障とは
1 スピリットとは
2 スピリチュアルな痛み
3 スピリチュアルケア
4 スピリチュアルな痛みの実例
5 医師や信仰/宗教によるスピリチュアルな痛み
6 将来に向かってスピリチュアルな痛みからの解放
著者等紹介
キッペス,ウァルデマール[キッペス,ウァルデマール] [Kippes,Waldemar]
NPO法人臨床パストラル教育研究センター理事長。文学博士。1930年ドイツ生まれ。1956年来日、鹿児島県にて司牧活動に従事。ラ・サール学園、鹿児島大学、上智大学、南山大学、アントニオ神学院講師を経て1995年久留米聖マリア学院短期大学教授。1976年より東京「いのちの電話」スーパーヴァイザー、1991年姫路聖マリア病院で臨床パストラルケア教育の指導、1998年臨床パストラルケア教育研修センター所長、2007年よりNPO法人臨床パストラル教育研究センター理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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- 和書
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