内容説明
なぜヒトは「教える/教わる」のか?教育の起源を進化と文化の両視点から解きほぐし、ヒトとは何かという根源的な問いに迫る。
目次
第1章 「教育は進化か文化か」を問う際の基本認識―ヒトにおける能力の「転用」の歴史を見据えて
第2章 ニッチ構築としての教育
第3章 狩猟採集民は教えているか―「教示の不在」という観点から
第4章 「教える」と「教わる」のあいだ―その進化的/発達的起源
第5章 教育の進化―ナチュラル・ペダゴジー理論の検討を中心に
第6章 教育はヒトの生物学的生存戦略である
第7章 教育と累積的文化進化―計算論モデルによるマイクロ‐マクロ・ダイナミクスの検討
第8章 脳と心の発達と教育―母子関係から見るヒトの教育の本質とその生物学的基盤
第9章 教育・学習の基盤としての進化と文化
第10章 教育の進化を考える
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