内容説明
司法場面における子どもの供述から、どのように信頼性の高い情報を得るのか。会話と認知能力の発達に関する科学的知見を踏まえ、習得すべき司法面接のスキル(技法)を丁寧に解説し、よりよい実践を行うための指針を提示する。
目次
第1章 子どもの面接の科学
第2章 司法的な見方
第3章 会話の習慣
第4章 定型的な内容
第5章 定型的な内容
第6章 事案に応じた判断と調査
第7章 プロトコルと面接のトレーニング
著者等紹介
プール,デブラ・A.[プール,デブラA.] [Poole,Debra A.]
セントラル・ミシガン大学の心理学の教授である。アイオワ大学で発達心理学の学位を取得したのち、子どもの目撃証言や面接法の研究を行ってきた。アメリカ国立精神衛生研究所やアメリカ国立科学財団の研究助成を受け、質問を繰り返すことの効果、子どもは異なる形式の質問にどのように応答するのか、親からの誤情報が子どもの出来事の語りに及ぼす影響、知識の情報源(ソース)について報告する子どもの能力、面接で小道具を用いることのリスクと利点、などを探究してきた。プール博士は面接プロトコルの作成のためにミシガン州、メイン州の施策者らと協働し、また、学術誌Law and Human BehaviorやPsychology,Public Policy and Lawの編集委員でもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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