社会的葛藤の解決と社会科学における場の理論<br> 社会的葛藤の解決

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社会的葛藤の解決と社会科学における場の理論
社会的葛藤の解決

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  • サイズ A5判/ページ数 233p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784908736063
  • Cコード C1011

内容説明

社会の実際問題をどのように把握し、解決の道筋を見出すことができるのか。レヴィンの実践的洞察の到達点。

目次

第1部 文化の変更に関する諸問題(アメリカとドイツとの2、3の社会心理学的差異;文化の再建;ドイツの特殊例;行為、知識、および新しい価値の受容)
第2部 対面集団における葛藤(社会的空間における実験;結婚における葛藤の背景;時間的展望とモラール;産業における慢性的葛藤の解決)
第3部 集団間の葛藤と集団所属性(少数集団の心理社会学的諸問題;危機にのぞんで;ユダヤの児童の養育;ユダヤ人の自己嫌悪)

著者等紹介

レヴィン,クルト[レヴィン,クルト] [Lewin,Kurt]
1890年ドイツに生まれる。ベルリン大学にて学位を取得し、ベルリン大学に勤める。その後アメリカに渡り、コーネル大学、アイオワ大学にて教鞭をとる。1945年にマサチュセッツ工科大学に招かれ、グループ・ダイナミックス研究センターを創設する。1947年逝去。ベルリン大学時代はゲシュタルト心理学派の有力メンバーとして活躍。渡米後は、パーソナリティ研究、そしてグループ・ダイナミックス研究へと関心を移し、多大な業績をあげる

末永俊郎[スエナガトシロウ]
1921年兵庫県に生まれる。東京帝国大学文学部心理学科卒業、社会心理学を専攻。大阪大学助教授、京都大学助教授を経て、東京大学助教授、教授。1982年に東京大学を退官し、日本大学教授、帝京大学教授。1997年退職。2007年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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roughfractus02

7
部分が足し算的に全体を作れば全体に変化はない。が、部分が相互作用すれば全体も変化を続ける。足し算的静力学がモデルの個人-社会関係は、ロジスティクスの加速とマスメディアの電子化によって、物流と情報の速度が変化する20世紀に変更を迫られていた。心理学はこの変化に形態(ゲシュタルト)という動力学的モデルを充て、個人-社会関係の更新を試みた。著者はこのゲシュタルト心理学をベースに、諸個人が相互作用するユニット=集団に注目する。本書は、グループ・ダイナミクスによって社会心理学を立ち上げた著者の様々な実践報告である。2021/11/01

yakisamako

0
人の行動や思考は個人の性質ではなく、個人が所属している集団によって影響される。グループダイナミクス理論の提唱者であるレヴィンの論文集。論文が書かれた年代(1936-1946)と自身がドイツからアメリカに亡命したユダヤ系であることからユダヤ人に関する論文が多く「ユダヤ人の自己嫌悪」のグループ論などは、ユダヤ人に限らず現代社会にも通用する内容だった。一番読みたかった「結婚における葛藤の背景」”結婚は1つの集団的状況であり、それゆえに集団生活の一般的特徴を示す”そう、結婚は最小の集団なのだ。そりゃ葛藤も起こる。2022/06/21

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