内容説明
社会の実際問題をどのように把握し、解決の道筋を見出すことができるのか。レヴィンの実践的洞察の到達点。
目次
第1部 文化の変更に関する諸問題(アメリカとドイツとの2、3の社会心理学的差異;文化の再建;ドイツの特殊例;行為、知識、および新しい価値の受容)
第2部 対面集団における葛藤(社会的空間における実験;結婚における葛藤の背景;時間的展望とモラール;産業における慢性的葛藤の解決)
第3部 集団間の葛藤と集団所属性(少数集団の心理社会学的諸問題;危機にのぞんで;ユダヤの児童の養育;ユダヤ人の自己嫌悪)
著者等紹介
レヴィン,クルト[レヴィン,クルト] [Lewin,Kurt]
1890年ドイツに生まれる。ベルリン大学にて学位を取得し、ベルリン大学に勤める。その後アメリカに渡り、コーネル大学、アイオワ大学にて教鞭をとる。1945年にマサチュセッツ工科大学に招かれ、グループ・ダイナミックス研究センターを創設する。1947年逝去。ベルリン大学時代はゲシュタルト心理学派の有力メンバーとして活躍。渡米後は、パーソナリティ研究、そしてグループ・ダイナミックス研究へと関心を移し、多大な業績をあげる
末永俊郎[スエナガトシロウ]
1921年兵庫県に生まれる。東京帝国大学文学部心理学科卒業、社会心理学を専攻。大阪大学助教授、京都大学助教授を経て、東京大学助教授、教授。1982年に東京大学を退官し、日本大学教授、帝京大学教授。1997年退職。2007年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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