感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よこたん
33
“おこめのたね「たねもみ」3つぶが いなほにそだって、およそ茶わん1杯のごはん(おにぎり1個ぶん)になるんだよ。” 種をまいたり、苗を植えたり、育てて収穫して、そして食卓に。口に入るまでの畑での春夏秋冬の営みを、ファンタジックな展開で紹介。作物も世話する人たちも、とてもイキイキとしている。子どもが初めて育てるのは、やっぱり赤くかわいい、採ってそのままパクっとできるアレだよね。いつも食べている野菜が、どんなところでどんなふうに育っているのかを知ってほしい。知るともっと美味しくなるよという思いが詰まっている。2022/12/04
ほんわか・かめ
20
“あさごはんのたね”という表現、とっても好き。もう植えるときからわくわくしそう♫ 春夏秋冬の田畑や農園の様子も知れます。冬の蓮田を描いてあるのは初めてかも。実際の農園の様子が見られるQRコード付き。お茶農家や花卉農家のコメントも載っています。〈2021/ニジノ絵本屋〉2022/01/26
遠い日
3
タネを植える。タネが育つ。実る。収穫して食べる。その繋がりを実際に体験することはとて貴重なこと。食べ物が魔法のように現れるのではなく、人の手を介してだいじに育てられていると知ること。それを自らの手で行うことで初めてわかること。まさに、恵みを感じられる絵本。ところどころについているQRコードからブルーベリー畑や田んぼ、夏の畑などのようすも見られます。子どもたちに農業を知ってもらうための取り組み。アプローチは体験の勧めもあります。熱い思いを込めた、クラウドファンディングで作られた絵本だそうです。2022/01/06
リッカロッカ
1
田畑の様子が、一年を通してわかる。 こどもたちが植えた「あさごはんのたね」は、ちょうど次男(7歳)が学校で育てているものと同じだった。農業に馴染みがない次男にも、少し身近に感じられたかも。2022/05/16
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