感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
松本直哉
24
この国の歴史ではこれを戦争と名付けなかったし、韓国併合も三一独立運動も震災の虐殺もバラバラの個別の事件として扱われたが、本書のようにその因果関係と関わった人物を一覧にしてみればそこに紛れもない一貫性があり、やむなく発砲というこじつけによる皆殺しがあり、朝鮮の人々の不撓不屈の抵抗運動があり、その延長線上の震災の大虐殺も偶発事ではなく仕組まれた陰謀だったとわかる。いまだに歴史認識をめぐって両国の溝は埋まらず、北朝鮮とは国交さえない点で戦争は今も続き、江華島事件から数えれば150年続いているという指摘に驚く。2025/10/01
BLACK無糖好き
12
朝鮮植民地の実態を支配者側からではなく民衆の側から照射する。朝鮮植民地戦争の枠組み、日本の軍事暴力とそれに対する抵抗を、主に甲午農民戦争、日露戦争、義兵戦争、三・一独立運動、間島虐殺、その延長線上に位置づける関東大震災時の朝鮮人虐殺までを含めて著述。日本陸士出身者で日本側に協力した人物も数名取り上げられているが、四〇年にも渡って日本に加担し続けた朴斗栄の存在も興味深い。◇「問い続ける民衆史」というこのシリーズの一発目にこのテーマを持ってくるところに有志舎の本気度が伝わってくる。2025/05/14
takao
0
ふむ2025/03/17
Masataka Sakai
0
こんな人が日本の大学教授とは2025/02/23
らすた
0
「関東大震災ではデマで多くの朝鮮人が殺された」のは皆知っているが、その原因を明らかにする本書は実に興味深い内容であった。 それにしても、言い訳やごまかし、無責任というのは正に日本人の特性と言えよう。 今でも同じ行為が繰り返されているのは悲しくなる。2025/01/31




