「敗け方」の問題―戦後文学・戦後思想の原風景

個数:

「敗け方」の問題―戦後文学・戦後思想の原風景

  • ウェブストアに4冊在庫がございます。(2025年06月14日 16時20分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 306p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784908672699
  • NDC分類 910.26
  • Cコード C1021

内容説明

なぜ「日本国民」は敗戦によっても変わらなかったのか。帝国の記憶を選択的に忘却しつつ、今も旧宗主国民としての自意識をあからさまに保持し続けている現代日本の原点を見つめ直す。

目次

序 戦後日本の「建国神話」
第1章 終末のスペクタクル―アジア太平洋戦争末期における「国民」の再編
第2章 「文学」という業―決戦体制下の文学表現
第3章 敗北の想像力―保田與重郎『南山踏雲録』を読む
補論 独語としての対話―蓮田善明『有心』を読む保田與重郎
第4章 石川達三の東京裁判―『生きてゐる兵隊』戦後版の受容をめぐって
第5章 横溝正史と戦後啓蒙―「獄門島」、あるいは防衛機制としての物語
第6章 坂口安吾の戦後天皇制論―「安吾の新日本地理」を手がかりに

著者等紹介

五味渕典嗣[ゴミブチノリツグ]
1973年生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学、博士(文学)。現在、早稲田大学教育・総合科学学術院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品