内容説明
ドラ猫はなぜお魚くわえて逃げるのか。ヨソサマの家に忍び込んでは食卓の魚をかすめ取り、堂々と逃げ去る通称「ドラ猫」。変わりゆく人々の暮らしや街並みに、いったい彼らはどう適応してきたのだろう。貴重な愛玩動物として繋がれていた平安の世に始まり、ネズミ捕りを期待された江戸、昭和から、「癒し」の存在となった今日に至るまで。変幻自在に繰り広げられたサバイバルの歴史と戦略を、軽妙な筆致で綴る「ドラ猫賛歌」!
目次
序章 「ドラ猫」総論
第1章 「肉食系巨大グループ」の頂点にのぼり詰めた猫
第2章 「イエネコ」のはじまりはネズミとともに
第3章 平安京の貴族はなぜ猫を繋いだのか
第4章 猫はなぜ化けたのか
第5章 ドラ猫のスタンダードは短尾の日本猫
第6章 明治から平成へ~ニッポン猫陣地変遷史
第7章 「太々しすぎるドラ猫」たちが未来を拓く
終章 人生に寄り添うドラ猫たち
著者等紹介
沼田朗[ヌマタホガラ]
1959年東京・板橋区生まれ。多摩芸術学園絵画科卒。犬について数多くの著書がある父・沼田陽一の影響で、幼い頃から犬や猫に囲まれて暮らし、培われた観察眼を生かして『ネコ「Cat」無用の雑学知識』などを上梓。『恐竜びっくり読本』などの著書もあり、恐竜からペット動物まで、生き物にまつわる知識は多岐にわたる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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