内容説明
名馬に歴史あり、歴史に名馬あり。シンザン、ハイセイコー、テンポイント、オグリキャップ、ディープインパクト…。殿堂入りした32頭の蹄跡と、その馬を支えた人びとの物語。
目次
第1部 戦前―競馬の黎明期
第2部 戦後―競馬の復興期
第3部 高度成長時代―競馬の大衆化
第4部 昭和50年代―競馬の成長期
第5部 バブルの余韻―日本馬のレベルアップ
第6部 2000年代―世界の中の日本競馬
著者等紹介
江面弘也[エズラコウヤ]
ノンフィクションライター。1960年、福島県生まれ。東京理科大学卒業後、(株)中央競馬ピーアール・センター入社。『優駿』の編集に携わったのちフリーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ころりんぱ
34
テイオー、ブライアン、あたりが生で観たお馬さんですが、古今東西、名馬のいろいろな話はやっぱり面白いです。ウマ娘をやっている息子の方が詳しくなっちゃったけど。本で読んだ名シーンをさっと動画検索して楽しみました。橋本聖子さんのお父さんがマルゼンスキーの生産者っていうのがびっくりでした。2021/11/06
涼
24
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2019/09/post-aa17cc.html2019/09/28
あまつ
19
歴代の名馬が、レースや血統、時代情勢などを絡めて見てきたように語られる一冊。ドラマのある馬たちの物語はいつまでも色褪せないですね、2022/07/16
てん
12
ゲーム「ウマ娘」をきっかけに実際の競走馬に興味を持つようになり読了。最初の記憶はハイセイコーやタケホープなので、それより前の顕彰馬達は名前しか知らない馬もいれば、名前も知らない馬もいる。馬に関わる多くの人々、競馬を取り巻く環境も大きく様変わりしているようで興味深く読んだ。とても強かったと思っていたハイセイコーが中央競馬ではあまり勝てていなかったり、意外な馬が凄い記録を作っていたり。1頭あたり、関係者の話なども含めてもう少しボリュームが欲しいと思った。2024/07/09
higurashi_jp
9
顕彰馬32頭の物語。戦争前後の競馬が面白い。2017/10/09