内容説明
新学習指導要領―学習活動を行う場合に生じる困難さに応じた指導。指導内容や指導方法の工夫を計画的、組織的に行う。この2つのポイントを教室現場でどう実践するか?特別支援教育の若きリーダーが、学校現場で生じる困難な事例への対応策、校内研修システム、保幼小中連携の取り組みを紹介する。
目次
第1章 学習場面での障害に応じた指導上の工夫
第2章 生活場面での障害に応じた指導上の工夫
第3章 障害の状態を適切に把握するから効果的な指導ができる
第4章 チームとして学校力を高める特別支援コーディネーターの仕事
第5章 家庭との連携を図り、子どもに力をつける
第6章 中学校区でコーディネーターの会を組織する
第7章 幼児期からの教育で小一プロブレムをなくす
著者等紹介
小野隆行[オノタカユキ]
1972年9月、兵庫県生まれ。香川大学教育学部卒業後、岡山県蒜山教育事務組合立八束小学校に着任。岡山市立南方小学校、芥子山小学校等を経て、岡山市立西小学校に勤務。27歳で師匠である甲本卓司氏に出会う。自分との圧倒的な「子どもの事実」の差に衝撃を受け、指導を願い出る。甲本氏を代表とするTOSS岡山サークルMAKの立ち上げに関わり、以来、サークル活動を継続し、TOSS岡山代表。特別支援学級の担任を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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