＃若者の本音図鑑―その言動には理由がある！

椎名 雄一【著】

学びリンク（2021/07発売）

• サイズ A5判／ページ数 143p／高さ 22cm
• 商品コード 9784908555442
• NDC分類 367.6
• Cコード C0037

内容説明

大人たちのそのアプローチ…ズレてるかも！電話は出ないのにＬＩＮＥの返信は早い／成功体験に興味がない／恋愛や異性の話で盛り上がれない／子ども部屋が別世界／気分次第で予定を変える／「自己流」を優先する／何でもすぐに検索する／場面でキャラクターが変わる／ささいなことで落ち込む…謎多き若者たちの心理を見える化！

目次

１　基礎編「正解がたくさんある」若者たち
２　基礎編「大人にふりまわされる」若者たち
３　基礎編「さまざまなスイッチを持つ」若者たち
４　攻略編（弱点を知る）「なかなか動かない」若者たち
５　攻略編（強みを知る）「合理的に考える」若者たち
６　進化編「ニューノーマル」な新社会人

著者等紹介

椎名雄一［シイナユウイチ］
１９７３年千葉県生まれ。千葉大学工学部情報工学科卒業。電気通信事業会社に入社後、２０代でうつ病を発症し、約１０年間、ひきこもり、自殺未遂などを経験。その後、自身の闘病生活を人のために活かしたいと一念発起し、心理学、心理療法を習得。自らの経験と患者の立場に立った独自のカウンセリング理論「椎名メソッド」を構築し、多くのクライアントを社会復帰へと導いた。現在は各方面でカウンセリング講座や講演を実施するほか、通信制高校の校舎を運営しながら多くの若者を支援している。椎名ストレスケア研究所株式会社代表取締役。一般社団法人日本心理療法協会代表理事。株式会社農業生産法人はりはら取締役。株式会社ｆＵＴＳＵ　Ｌａｂ．（ふつうラボ）取締役所長。学会法人山口精華学園精華学園高等学校町田校校舎長（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[assam2005]

「昭和」の大人と「平成」の若者。彼らの視点は何故違うのか。若者は大人の背中をずっと観察してきている。大人が思っている以上にじっくりと。その上で、同じ轍を踏みたくないから別の合理的な方法を選択している。大人に「今最高に幸せですか？」と聞かれてYesと答えられる大人の背中を見てきたならば、きっと若者は大人の思考を真似ている。原因は大人にあるのにそれに気づかない大人。それとも、気づいてても見ない振りしてるのか。無意識も含め、大人の言動のブレが若者を混乱させているのだと分かりました。もー、耳痛いなぁ。

2023/08/07

[はとむぎ]

図書館を散歩してて手に取った。自分が若者ではなくなった証拠だと思った。でも若者の本音にも共感もできる。上の人のほうがまだ遠いかも。

2022/04/25

[むさみか]

ひと昔前世代では　 決まり切った価値観に それはそれで苦しめられたものですが 結婚適齢期だとか　学歴だとか　ね でも　幸せは人それぞれ　というのも 悩むことは　むしろ増えてるんでしょうね 画一的な価値観から 自由になってきている というのは 喜ぶべきことだと思いますね

2022/01/17

[まうんとふじ]

★昭和の視点と令和の視点★多様化した様々な価値観を画一化せずに、ばらばらに理解する★コミュニケーションとツール手段を最適化（すぐTELは昭和スタイル）★承認欲求→「ありがとう」を作る＝役割を作る★共感してほしいわけで、解説してほしいわけではない★意見を一致させる※特に子育て★今なにを理解していて、何が見えているのか★やる気を起こすにはやり始める★シーンによってキャラ変する※SNSなど特に★インスタで事足りて、Twitterは情報収集、LINEは連絡用

2022/01/17

[な]

テーマに興味をひかれた。極端な「昭和」な人がモチーフになっているので心当たりがある人は不安になってしまいそうだけど、いちおう客観的な解説も載っているので読むと楽になれそう。「若者」の体験談は数行だがおもしろかった。いるよね、属性で決めつけてきて自分を見てくれない人。

2023/06/22