ときには積ん読の日々

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  • サイズ B40判/ページ数 252p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784908494017
  • NDC分類 019.04
  • Cコード C0095

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

鍵ちゃん

42
作者の日常の生活や、青春時代に影響を受けたビートルズ、またギターや音楽など様々な事を描かれている。題名からして本や小説が出てきたのは、前半ぐらいで、後半は流し読み状態で終了しました。しかし少し昔の雑誌の印刷など驚かされるところもある。だが思ったものではなかったのが残念。2024/12/20

阿部義彦

19
古本市で何気なく拾いました、トマソン社という出版社も初耳。最初に自己紹介があり著者は私より4歳歳上で音楽の趣味も共通の物(フォーク、ロック等)があり児童書の翻訳やライターそして音楽活動をしているとありましたが、初めのコラムが『誠一さんの思い出』とあり、もしかして?と思ったら昔の平凡出版(現マガジンハウス)の『anan』のアートディレクターである、堀内誠一さんは著者の母の妹の夫つまり、義理の叔父さんという間柄なのでした。私も最近堀内誠一さんの評伝『49冊のアンアン』を読んだばかり。大好きな本と音楽の話。2024/03/03

さすらいのアリクイ

13
なんというか、読感がこんなに心地よい本はなかなかないよなと。海外の児童書の翻訳をしたり、ギターを弾いたりして暮らしている著者、吉上さんのエッセイ集。語られることはビートルズや高田渡さんや、色んな音楽のことだったり、不忍ブックストリートでの一箱古本市のこと、雑誌の編集者時代の頃のこと、そして震災間も無くの頃ことなど色々ですが、どの話題も明快な言葉で書かれていて、そして優しい、柔らかい感じ。まだお会いしたことはありませんが、吉上さんはこの本の感じそのままな方なのかもなあ、などと読んで思ってしまいました。2015/11/24

チェアー

9
何をするでもなく、音楽を奏で、文章を書き、時々本を読む。それは理想的でもあり、しんどいなと思うところもある。隙間がある文章が読みやすく、後で心に残る部分がいくつか。しょうちゃん、と呼んでいたギタリストの話が一番印象に残った。生きることと同じように、積ん読のまま読まれないままのほうがいい本もあるのかもしれない。2020/12/22

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