目次
1 脱ダム社会をどうつくるか(川とは?ダムとは?―川と人との触れ合いから考える;巨大な負の遺産、八ッ場ダム―ダム神話を超えて;欠けていたデュー・プロセス―なぜ八ッ場ダム建設中止は覆ってしまったのか ほか)
2 八ッ場ダムの問いかけ(絶望的な八ッ場ダム問題から未来への希望をさぐる;ダムに翻弄される長野原町の財政―町独自のまちづくりへ;ダム岩盤と代替地の安全性を問う―地盤崩壊のおそれ ほか)
3 川との共生へ(沙流川―失われた清流;最上小国川―アユと共に生きる清流;霞ヶ浦―アサザプロジェクトの挑戦 ほか)
著者等紹介
上野英雄[ウエノヒデオ]
1936年北海道生まれ。レイチェル・カーソン『沈黙の春』や東京都国立市のまちづくりの会に触発され、下水道問題から水問題に接近、全国の水辺を歩いて35年になる。環境NGO「ATT(荒川・利根川・多摩川)流域研究所」前代表。現在、哲学・経済学・文学・思想・歴史など異分野交流の市民社会研究会「希望社会研究会」で、公共性などを共同研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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