出版社内容情報
東京オリンピックが終わってまもなく日本で癌の超特効薬が開発されるが、悪魔の罠が…。迫真の近未来医療小説。東京オリンピックが終わってまもなく、癌の超特効薬が開発される。どんな手遅れの癌も1週間で治してしまう夢の薬だった。東京の医大教授である開発者は、1年後、ノーベル医学生理学賞を受賞、一躍世界的有名人となる。ところがある日、その開発者は謎の自殺を遂げてしまう。そして世界は、その後にやって来る悪魔に戦慄することになる。幸せは悪魔と手を組んでいたのだ。
井上卓也[イノウエタクヤ]
東京都品川区大井町にて、作家井上靖の次男として生まれる。慶応義塾大学文学部史学科卒業後、株式会社電通に入社。CMプランナーとして、JR東日本の「フルムーン」や「エキゾチック・ジャパン」、サントリーやネスレ日本、三井のリハウス等々、35年で約500本のCMを作る。一方、三十代から小説執筆を始め、『文學界』や『別冊文藝春秋』に中編小説を執筆、その他、雑誌、新聞等にエッセイを多数発表。電通退社後は、大学、カルチャーセンターなどで講師(コミュニケーション論)を務める。現在、「井上靖財団」評議委員。
著書:『神様の旅立ち』(アートン)、『グッドバイ、マイ・ゴッドファーザー 父・井上靖へのレクイエム』(文藝春秋)、(共著)『父の肖像』(かまくら春秋社)、『暗号名「鳩よ、飛びたて」』(文芸社)、『極楽トンボ』、『楽園と廃墟』(万来舎)
内容説明
東京オリンピックが終わってまもなく我国から癌の超特効薬が開発される。この薬はどんな手遅れの癌も一週間で治してしまう真の夢の特効薬である。ところが…、或る日、特効薬開発者は自殺し…やがて、悪魔たちがやって来た…ご存知、ストーリーテラー井上卓也の話題の新作長編エンターテイメント。
著者等紹介
井上卓也[イノウエタクヤ]
東京都品川区大井町にて、作家井上靖の次男として生まれる。慶応義塾大学文学部史学科卒業後、株式会社電通に入社。CMプランナーとして、35年で約500本のCMを作る。一方、三十代から小説執筆を始め、『文學界』や『別冊文藝春秋』に中編小説を執筆、その他、雑誌、新聞等にエッセイを多数発表。電通退社後は、大学、カルチャーセンターなどで講師(コミュニケーション論)を務める。現在、「井上靖財団」評議委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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